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インドについて

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last update:2016.11.30

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インドについての情報をまとめました。
旅行で行ったのは南インドの1都市にすぎませんので、広大なインドについて私が述べるには力不足ですが、少しでも参考になればと思います。

国名&首都名&国土&国花
正式名称:インド共和国(India
首  都:ニューデリー(New Delhi
国土面積:約329km2(世界第7位。日本の面積の約8.7倍)
国  花:蓮
名目GDP2013年度は113,215.71(単位は10億インドルピー。10USドル換算では1,870.65)で、世界第10位。経済成長率はプラスながら年ごとの変動が大きく、2014年現在は+5.42%。

歴史&統治体制
とても広大なインドの歴史は深くて複雑で、イギリス統治時代などありますが、Wikipediaのページを参照いただいた方が間違いがないかと思われます。

気候
インドの国土は広大なので、一概に言えませんが、11月〜3月が乾季で旅行に向いているそうです。
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5月は酷暑で、北部では40度を超すところもあるそうです。
南インドは気候の変動が少なめで平均30度前後。
内陸部の標高1000m前後の丘陵地帯は暑さが和らぎ過ごしやすい。
南インドは68月に大雨季、1011月に小雨季がくる場合が多いが、タミルナードゥ州は1012月が本格的な雨季になる。
インドへは日本からは各航空会社の便が出ています。
デリーへの直行便はありますが、南インドへの直行便はありません。
香港、タイ、マレーシア、シンガポールなど各国の空港を経由して行くことになります。
最短はキャセイパシフィック航空(香港経由)で約13時間です。

人口&言語
人口:約127027万人(2013年推計)
言語:公用語はヒンディー語を政府が推進しているらしいです。インドは多言語国家で、その他22言語もあるそうです。英語はかなり通じます。

宗教
多くはヒンズー教。その他はイスラム教、仏教、キリスト教など。
南部は北部と違い、キリスト教徒が多く、教会も多数存在します。

通貨&物価
インドの通貨はRs(インドルピー:通称ルピー)とP(パイサー)。
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ルピーが100パイサーです。
レートにより変動しますが、Rs1はだいたい日本円で1.7円です。
201441日より、旧紙幣(2005年以前に発行されたもの)の使用ができなくなったそうです。
ただし町では普通に使えますし、銀行でも新紙幣に交換してもらえるそうです。
以下に並べてある画像がRs紙幣とコインです。

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旅行中に入手したRs紙幣ではRs1000Rs500Rs100Rs50Rs20Rs10Rs5がありました。
硬貨はRs5Rs2Rs1P50を入手しました。
Rs5
紙幣は現在は発行していなく、あまり流通していないようでした。
また、紙幣に文字を書いてあるもの、破れているもの、セロテープで補修してあるものなども多く、破れている紙幣は受け取ってもらえない場合もありましたので、紙幣を受け取るときはその場でチェックしましょう。

旅行中に使用頻度が高かったのはRs100Rs50Rs10紙幣で、Rs500など高額な紙幣で支払おうとすると、両替したくないためか、細かい紙幣はないかと言われました。
また、オートリクシャの運賃の支払いはRs10以下の端数は切り上げで支払うことが多いようで、硬貨でのお釣りはなかなか支払ってくれませんでした。

商工業
産業構造は、農業、サービス業の比率が高いが、農業が減少しサービス業が伸長する傾向にある。
第一次産業:米、綿花、小麦、麻、紅茶などが世界生産量上位を占める。
第二次産業:製造業は成長分野ではあるものの、やや立ち遅れている模様。
第三次産業:情報サービス、ハイテク、医療などが成長分野。ただし2000年代のIT分野の優位性は現在失速している傾向にあるようです。

食文化
インド料理は南北それぞれあり差があります。
もっと細分化できると思いますが、ざっくり南北に分けますと、主に北部は粉食、南は米食の傾向があります。
北部は肉類を用いた料理があり、カレーもカシューナッツペーストや生クリームなどを使ったクリーミーなものが多いです。
肉は鶏肉、羊肉が多く、牛肉、豚肉はあまり食べません。
タンドリーチキンや、シークカバブなどの焼き物もあります。
小麦粉を伸ばして焼いたチャパティやナンを食べます。
(ナンは一般の家庭ではあまり食べないそうです)
日本の大半のインド料理店で食べられる、ワンプレートにナンやカレー、焼き物、サラダなどが盛りつけられたターリーは、北インド料理になります。

南インドは米食が中心で、菜食が中心です。
海岸部では魚介類を使った料理も多いようです。
バナナの葉にご飯やおかずを盛り付けるミールスは、南インドの定食になります。

なお、一般家庭の食事はあまり外食はせず、自炊が中心です。
観光客は屋台やコーヒーショップ、レストランなどで食事ができます。

水質
水道水はそのまま飲むのは避けた方が無難です。
レストランの水も沸かした水を出しているそうですが、真偽は定かではありませんので、できればミネラルウォーターを注文した方がいいでしょう。
ホテルのポットで煮沸・殺菌すれば飲用しても問題ありません。
ミネラルウォーターのペットボトル(1L)がRs20くらいで売っているので、買った方がいいでしょう。

治安
私が行ったベンガルールの治安は、悪くなかったです。
ただし、ニューデリーなど他の地域ではまた全然違うと思いますので、一概には良いとは言えません。
ひったくりやカバンを切って中身を取られることなどもあるそうなので、カバンはショルダーバッグを斜めがけの上で、前に抱えるなどした方が安全でしょう。
自分の身は自分で守る、危険なところには行かない、1人で夜は出歩くのを控える、といった基本的な事は守りましょう。

交通
交通は鉄道、バス、タクシー、オートリクシャが走っています。
鉄道は各地域をつなぐ高速鉄道など多数です。
ニューデリーでは地下鉄も走っているそうです。
ベンガルールでも地下鉄は建設中でしたが、完成予定が大幅に遅れていました。
タクシーは空港の行き来が多く、市内ではあまり見かけませんでした。
バスは観光客には敷居が高いので、移動の基本はオートリクシャになると思います。
運賃はメーターがあるのですが、メーターをちゃんと使ってくれない運転手も多く、メーターを使ったとしても改造していてメーターのカウントが速い場合もあります。

日本との時差
日本との時差は3時間半遅れです。
日本より出発した場合、現地に着いたら3時間半時計を戻す事になります。

電気&電圧
電圧は220240V50Hzです。
日本から家電製品を持って行く場合は、電圧が100V240Vと書かれてあるものなら、変換プラグを使うだけで使用できます。
プラグのタイプはB3BFBCタイプが主流です。
最近は少なくなったと思いますが、それ以外は変圧器を使わないと故障の原因になります。
よく1日に何度も停電になると聞きますが、ホテルなどは予備電源を確保しているので、基本的に停電になることはありません。

電話&インターネット回線
201412月追記:
2014
年現在、携帯電話は3G回線も普及して、国際ローミングも可能です。
LTE
の整備がようやく始まったところで、まだ割り当て周波数も未定の業者も多いのでまだ数年は3Gが主流になるでしょう。

3G
AirTel 1900Mhz (Band2) /2100Mhz (Band1)
Aircel 2100Mhz (Band1)
BSNL 2100Mhz (Band1)
MTNL 2100Mhz (Band1)
Reliance 2100Mhz (Band1)
Tata Docomo 2100Mhz (Band1)
Vodafone 2100Mhz (Band1)
4G LTE
Bharti Airtel 2300Mhz (Band40)
Aircel 2300Mhz (Band40)
Videocon 1800Mhz (Band3)- Planned
Tikona Digital - Planned
Reliance/Infotel Broadband - Planned
Augere- Planned
BSNL- Planned
MTNL 2300Mhz- Planned
Qualcomm India LTE Venture- Planned
Tata DoCoMo Teleservices- Planned
Vodafone Essar- Planned


2014
12月現在、インド国内はGoogleストリートビューに対応していません。
インドに国際電話をかけるときは、国番号で+91してから電話番号の最初の1桁を抜いてダイヤルします。
回線数や速度などまだ充実しているとは言いがたいですが、Wi-Fiもホテルを中心に導入されています。

D36 地球の歩き方 南インド 2016~2017
旅行人 2006年冬号ディープ・サウス・インディア
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