inserted by FC2 system

6日目】922()晴れ 22

last update:2016.12.01

IMG_0444
0830 起床
0850 朝食
0930
バーに寄る
1000
部屋に戻る
1100
チェックアウト
1110
ザッカリアから4.2番線で乗船
1150
中央駅に到着
1210 VyTA
で軽食
1420
高速鉄道出発
1520
飲み物とビスケットの提供と検札
1655
ミラノ中央駅に到着
1800 Hotel Palladio
チェックイン
1850
買い物に出発
1930 Superstore
で買い物
2100
部屋で夕食
2400
シャワー
2500
就寝

ヴェネツィア最後の朝食

6
日目です。
今日でヴェネツィアを離れることになります。
朝食はキッチンで取らずに、外でいただくことにしました。

IMG_0288
アペリティーボがおいしかったOSTERIA RUGA DI JAFFAに再び行ってみました。
International Breakfastということで、スクランブルエッグとベーコン、トーストにオレンジジュースとホットドリンク付きで€10(約1400円)と悪くありません。
2
人ともドリンクはカプチーノにしました。

IMG_0291 IMG_0293
バケットをその場でスライスしてトーストし、料理と一緒に運ばれてきました。
久しぶりに卵料理をいただきましたが、おいしかったです。
スクランブルエッグ自体は味付けは控えめですが、カリカリでしっかりした味付けのベーコンと合わせるとちょうどいい塩梅でした。
カプチーノも泡立ちがしっかりしていて、最後まできれいに残っていました。
かなり満足して、お店を後にしました。

IMG_0300
デザートがなかったので、すぐ近くのBAR DA STRACALETOに行きました。
エスプレッソとバニラクリームのコロネをいただきました。

IMG_0305 IMG_0306
コロネはサクサクの生地にたっぷりクリームが入っていて、とてもおいしいです!
エスプレッソとで€2.2(約300円)です。
OSTERIA
でもそうでしたが、ここでもU2の曲がかかっていたので、イタリアでも人気なのか店員に聞いてみたら、勿論と言われました。
お客も口ずさんでいましたし、アイルランド出身で近いからか日本よりも人気でした。

ヴェネツィアを離れる

部屋に戻って荷物をまとめて、11時にチェックアウトしました。
フロントに鍵を返して、あっさり終了です。
帰りがけにCrazy Barでお世話になった店員に挨拶しようと思いましたが、男女ともにスタッフはお休みでした。
お礼を伝えて、お店を後にしました。

最後のヴァポレット

ザッカリアの乗り場から、ヴァポレットに乗り、中央駅に向かいます。
ヴァポレットの48時間券の有効時間をこの乗船に合わせて逆算して買っていたので、効率よく使えたとは思います。
ヨメさまは乗ったことがない4.2番に乗って中央駅に向かいました。

IMG_0327 IMG_0336
外洋をぐるっと回って、工業地帯や造船所などを回っていきますが、途中自動車が運転されていたり、駐車場もありました。
ローマ広場のごく近くまでは自動車の運転もOKなんでしょう。
橋はどうせ渡れませんし。

中央駅で時間をつぶす

午前中に中央駅に到着しました。
予約した高速鉄道が1420分発なので、結構時間が余ってしまいました。
小腹が減ったヨメさまと一緒に、駅構内のカフェ、VyTAに行きました。

IMG_0355
ヨメさまはレモンティーとザッハトルテ、私はエスプレッソにミニサンドを2つです。
全部で€10.4(約1450円)でした。

IMG_0358 IMG_0364
ミニサンドは10種類ほどあり、ローマ、ナポリ、ボローニャ、シチリア、フィレンツェ、ミラノなど、イタリアの地名が付いていました。
ヴェネツィアとミラノのサンドを注文したかったのですが、ヴェネツィアはなかったので、フィレンツェとミラノにしました。

IMG_0376
フィレンツェはサラミとチーズ、ルッコラのサンドで、ミラノはドライトマトとローストしたターキー、ルッコラのサンドです。
どちらもおいしかったですが、ミラノのドライトマトの酸味と塩分の強さが印象に残りました。

IMG_0374
ザッハートルテの濃厚なチョコレートの味も、エスプレッソによく合いました。

時間はまだ残っているので、駅のベンチでミラノの交通機関のチケットの買い方、使い方のおさらいをしました。
いろいろ見た結果、90分有効の1回券のチケットを何枚も買うよりは24時間券を買った方がよさそうです。
ただ当日はミラノのホテルまで乗るだけなので1回券で、明日以降に24時間券を使うことにします。

さようならヴェネツィア

ヴェネツィアに来た初日は、B&Bに戸惑ったりいろいろありましたが、住めば都という感じで、宿泊客との共同スペースでの生活や、コミュニケーションを取ることも、慣れれば苦にはなりませんでした。
治安もよく、スリなどの危険にも遭わずに、とても快適に過ごせました。
交通費や観光地の入場料などでかかるお金は高かったですが、島ごと数百年前の状態を維持しているのですから、仕方ないですね。

18年前のイタリア旅行のように23日では、とてもヴェネツィアを満喫することはできませんでした。
5
泊とったことで、十分に満喫できました。

ヴェネツィアの歴史的建造物のスケールの大きさと、積み重ねられた歴史には本当に圧倒されました。
また来られるかは分かりませんが、いつかまた来たいと思いました。

ミラノへ出発

IMG_0390 IMG_0388
高速鉄道の乗車時間になりました。

IMG_0403 IMG_0404
一等車両を予約したので、駅ホームの先頭まで進みます。
一等車両は2両で、あとは二等車両になるようです。

IMG_0411 IMG_0426
超広くてびっくり!
通路を挟んで4人席と2人席が向かい合うようになっています。
座席は新幹線くらいの広さを想像していたのですが、もっと広くて座り心地は快適です。

IMG_0412 IMG_0424
テーブルを広げたら、キーボードをばっちり使えました!
窓際にはドリンクをしまうポケットもあり、電源のコンセントまでついています!
タイプCのプラグはスーツケースにしまってしまいましたが、これは嬉しい設備ですね。

IMG_0454
スーツケースは背中合わせの座席と座席の間に距離があるので、収納できます。
乗客の人数分くらいは十分にありました。

いおいよ出発です。
新幹線より多少揺れますが、それほど問題ありません。

IMG_0427 IMG_0428
せっかくなので、二等車両も見てきました。
やや座席の広さと間隔が狭い感じはありますが、これでも十分満足できる設備です。
ただ、スーツケースの収納は座席ごとにはできず、途中にまとめて置けるスペースがありました。
すでに二等車両の乗客たちは、テーブルにハムなどを広げて酒盛りを始めていましたf(^^;)
これはこれで楽しそうです。

IMG_0448 IMG_0450
1時間ほど経ったところで、飲み物とお菓子の提供がきました!
これは一等車両のサービスです。
ワインもありましたが、コーヒーとアップルティー、ココア味のビスケット、レモンクリームの入ったビスケットをいただきました。
日本の新幹線と違って、コーヒーのコップが車両の傾きで動いたりで、多少気をつける必要がありました。

そして車掌が乗車券の確認にきました。
出力してきたバウチャーを見せて、確認完了です。
快適な鉄道の旅となりました。

IMG_0431
ヴェネツィアにいたのが嘘のように、車窓からはのどかで広大なイタリアの田園風景が続きます。
あらためて、夢のような空間でした。

鉄道車両にもカフェ

IMG_0469
私はいわゆる食堂車というのを体験したことがないのですが、一等と二等の間の車両がカフェ車両になっていたので行ってみました。
ここでエスプレッソをオーダーしました。

IMG_0466
€1.5(約220円)と結構良心的な値段でした。
かなり濃厚で、おいしかったです。
カウンターがあり、そこでいただけますが、座席に持って行ってもOKですね。

IMG_0494
とても快適な鉄道の旅は、あっという間に終わり、ミラノへ到着しました。

ミラノで地下鉄初体験

IMG_0497
18年ぶりのミラノです!

IMG_0510
中央駅で降り、そこから地下へゆっくり斜めのエスカレーターで下ります。

IMG_0512 IMG_0513
途中のタバッキで公共交通1回券を購入して、地下鉄に乗りました。
乗るのは3番線の黄色いマークの路線です。

IMG_0519 IMG_0522
18年前のイタリア旅行では、ローマで地下鉄、ミラノでバスに乗りましたが、ローマの地下鉄とは雰囲気が多少違っていました。
(大昔の話なので、違うのは当然ですが)
治安も思ったほど悪い雰囲気もなく、手荷物に警戒していればスリなども心配なさそうです。

IMG_0531 IMG_0533
駅のホームに、駅名が大きく光って表示されているので、とても分かりやすかったです。
無事に最寄りのPorta Romanaに到着しました。

IMG_0536
地上に出ると自動車が行き交い、道路も舗装されている、ヴェネツィアと全く違う市街地に出ました。
そこから地図アプリを頼りに歩くこと約10分で、宿泊先のHotel Palladioに到着しました。

IMG_0539 IMG_0541
フロントで受付を済ませて、部屋の説明を受けてカードキーを渡されました。

ミラノ1つ星ホテルの洗礼

4
階の部屋に入ると大きなベッド、シャワールームとトイレ、洗面所も部屋にあり、ドライヤー、テレビ、エアコンと揃っています。

IMG_0542 IMG_0544
IMG_0545 IMG_0546 IMG_0549
やっと共用じゃないところに来たと、少々ホッとしました。

IMG_0559
フロントでWi-Fiのパスワードが1人1台のデバイス分、支給されました。

IMG_2502 IMG_2501
ログインするとこのホテルのFacebookページに飛ばされます。
速度はそこそこ出ていて快適でしたが、数時間ごとにログインを要求されるのが面倒でした。

部屋でホッとしたのもつかの間、新たな問題が出てきました。

1.電気ポットがない!
今まで旅行先でおいてなかったことがなかった電気ポットが、初めてありませんでした。
毎回インスタントコーヒー(主にマレーシアの3in1)を持参して部屋で飲むのですが、持参した約20本が使えなくなりました。
フロントに聞いたところ、電気ケトルは部屋全部の電力をまかなう為に置いてないとのことです…(´ω`)ショボーン
コーヒーでお湯を使いたかったら、シャワールームのお湯を使えとのことです。
その回答はあんまりですぅ。
せめて各階共用で、廊下に1つ置けばいいのに。

2.冷蔵庫がない!
ミニ冷蔵庫でも構わないのですが、置いてません。
これで缶ビールなどを買ってきておいて、部屋でいただくことや、スーパーで果物や総菜を買ってきても、翌日以降に残すことが事実上できなくなりました。

3.コップがまさかの!
IMG_0626
プラコップ…(´ω`)ショボーン
これが洗面所に2つありました。
ヴェネツィアのB&Bの方が遙かに快適だったと思える設備には、参りました。
まぁ住めば都といいますので、ここも慣れれば快適になるといいなぁm(_ _;)m

ちなみに部屋のスイッチ類を操作していたら、窓に電動シャッターが付いていてびっくりしました。
この電力をポットに回せばいいのに。
1
つ星ホテルだと、このくらいの設備が標準なんでしょうか。

食事は全部外で取って、部屋は寝るためだけという人にはいいとは思いますが、部屋でも少しは快適に過ごしたいと思う人には、疑問符が残りますね。

ミラノの街歩き

IMG_0564
とりあえず諦めて、ホテル周辺のお店探しと夕飯の買い出しに出かけました。

IMG_0566 IMG_0569

IMG_0572
すぐ近くの交差点にカフェやバール、お菓子のお店などが揃っていました。
その交差点を路面電車が走っていきます!

IMG_0585
BS11の路面電車でいく世界各街停車の旅を観て、このトラムにも積極的に乗っていきたいと思っていました。

近くのスーパーマーケットを聞いたところ、このトラム3駅分先のところに大きなスーパーマーケットがあるそうです。
行ってみることにしました。

巨大スーパーマーケットに到着

IMG_0587 12022281_891346340949590_526862333_o
路面電車の線路沿いに歩くこと約10分、目の前にSuperstoreという巨大なスーパーマーケットが現れました。

12041069_891349067615984_846937166_o IMG_0594
1フロアの大きな建物に入ると、いきなりカートが20mほど連なっていて度肝を抜かれました。
ちなみにカート使用料は1ユーロ必要(後で返ってくる)ようです。
さらに手に持つタイプのバーコード読み取り機のようなものが置いてありました。
これはカートの買い物客用で、自分でカートに入れる際に端末でチェックしておいて、レジで会計をスムースに行うためのもののようです。
カゴで買い物する人には、関係ないようです。

IMG_0596
ヴェネツィアのこぢんまりとしたスケール感が長かったので、いきなり郊外の大きなショッピングモールに来た感じで驚きました。

IMG_0597 IMG_0601
IMG_0605 IMG_0609
IMG_0610 IMG_0613
ここには生鮮品、食材、調味料、お総菜、野菜、果物、お酒、飲み物、日曜雑貨、調理器具など、ありとあらゆるものが揃っていました。

IMG_0598 IMG_0599
ユニークなものではピザ生地を伸ばす前の状態(ドリアンではありませんf(^^;))や、茹でるだけの具入りのラビオリなどもありました。

しかしお総菜やサラダなどは冷蔵ショーケースに並んでいますが、ヨメさまが風邪気味な上に、部屋が寒いと言って布団に入っています。
ポットがないので暖かい飲み物が飲めません。
お総菜やピザなど豊富に並んでいましたが、温め直しはしてもらえないようです。
ここで恐ろしいことに気付いてしまいましたが、お総菜を買ってもフォークやスプーンがないのでは

IMG_0606
しかし、無事にプラスチックのナイフとフォーク、紙ナプキンが置いてありました。
明日以降困りそうだったので6セットほどもらってきました。

IMG_0615 IMG_0616
飲み物はペットボトルのレモンティーを2本(2L)買って、サラダにクロワッサン、そしてホットケースに入っていたラザニアなどを買い込みました。
€10.4
(約1450円)です。
ラザニアなどが冷めない内に、急いで帰りましょう。

帰りがけにホテルのすぐ近くのカフェがまだ営業していたので、カプチーノのテイクアウトを2つオーダーしました。
€4
(約560円)です。
営業時間を聞くと、7時から24時までとのことです。
部屋でコーヒーを飲めないので、ここまで飲みに来ないといけませんね。

ミラノで最初の夕飯

部屋に急いで帰って、ヨメさまと夕飯をいただきました。

IMG_0621 IMG_0623
ラザニアは熱々とは言えませんが、味は悪くなかったです。
あとブルーチーズを包んであるのかと思ったら、ほうれん草と粉チーズのようでした。
サラダはたっぷりの野菜に蒸し鶏肉が散らしてあります。
ドレッシングはかかっていませんが、鶏肉と野菜を一緒にいただきました。
暖かなカフェラテと一緒においしくいただきました。

クロワッサンまで食べられなかったので、これは明日以降にいただくことにします。

■Hotel Palladioの評判をチェック

こちらを予約する際に確認したはずですが、あらためてこのホテルの口コミをトリップアドバイザーでチェックしてみました。
ほとんどの意見が「価格相応」となっていました。
「部屋でゆっくりくつろぎたい方にはおすすめしませんが」という意見もありました。
あとシャワーのお湯が温度が低くて、風邪を引いたという意見もありました。
心配になりながらシャワーを浴びましたが、お湯の量・温度ともに十分すぎるくらいでした。
口コミによると、冷蔵庫のある部屋も存在するようです。
私は安い部屋を借りたので、付いてなかったのでしょう。
お湯を沸かしてコーヒーを飲んでいた手間を、外出してすぐ近くのカフェでいただき、コーヒー代と宿泊費がトレードオフと考えるのが精神衛生上いいかと思いましたf(^^;)

ミラノは外出する予定も多いので、まぁ仕方ないかなぁと思いながら、休むことにしました。
inserted by FC2 system