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8日目】924日(木)晴れ 22

last update:2016.12.01

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0530 起床
0600 出発
0613
トラムに乗車
0623
ドゥオモに到着、周辺を散歩する
0640
駅地下のカフェに行く
0720
朝のドゥオモを撮影
0800
部屋に戻り朝食
0835
トラムに乗る
0855
地下鉄に乗る
0920 RHO Fiera
駅に到着
0950
万博会場内に入場
1010
日本館に到着
1345
カフェで軽食
1510
スイス館でパスポート購入
1530
インドネシア館へ
1630
カフェで休憩
1700
生命の樹の噴水を見る
1730
最後の晩餐のデジタル上映を観る
1845
タイ館へ
1930
マレーシア館へ
2030
マレーシア料理をいただく
2115
お米館へ
2145 RHO Fiera
駅へ
2300
ホテルに戻る
2400
シャワー
2430
就寝

夜明け前のミラノ

8
日目です。
今日はミラノ万博に朝から出かける予定です。
昨晩が早くに寝たので、早くに目が覚めてしまいました。
夜明け前でまだ外は真っ暗です。
せっかくなので、ドゥオモ周辺の撮影に出かけることにしました。
気温を調べると、8!?ω):;*.’:;ブッ
持ってきたシャツを重ね着して、長袖パーカーにストールを首に巻いて、出発しました。

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まだホテルのフロントも空いていなく、外の門もシャッターが閉まっています。
外は吐く息が白くなるくらいの気温でした。
まだタバッキも営業していなかったので、前日の朝9時に刻印した乗り物券を24時間券にしておいてよかったです。
地下鉄なら駅で買えますけど、バスやトラムでは切符が周辺で買えないと乗れませんからね。

早朝のトラムでドゥオモへ

ホテルの側のトラムが走っている、南北に走っている道路を北上するように歩き、トラムの乗り場を探しました。

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250mくらい歩いていったところに乗り場がありました。
ここにバスとトラムの両方が停まるようです。
ドゥオモ行きなので、これに乗れば間違いないでしょう。

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5時台から運転しているようで、この時間帯は10分間隔で来るみたいです。
すぐ近くには24時間営業のコーヒーの自動販売機があります。
1
€0.5(約70円)で、ホテルより安かったです!

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少ししてトラムが来たので乗車しました。
前日は満員でしたが、早朝だけあって乗客もまばらです。
道路も空いているので、10分ほどでドゥオモに到着しました。

夜明け前のドゥオモを散策

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夜明け前の藍色の空に佇むドゥオモは、とても美しかったです。
正面を撮影してから、日の出までまだ時間があったので、周囲を回ってみました。
ほとんど人がいなく、静まりかえった中でドゥオモをじっくり観られるなんて、この上ない贅沢です。

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正面ばかりが注目されますが、裏口もとても美しかったです。
正面から右手裏口、左手とぐるっと回りました。
左手にDuomo Shopというお店がありました。
チケットの文字もあったので、ドゥオモの入場券などはここで購入できるのではないでしょうか。
(オープン前だったので、確認できませんでした)

夜明け前のガッレリアを散策

ドゥオモを一周したので、今度はガッレリアへと行ってみました。

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ミラノの半日観光で来ましたが、人がほとんどいないガッレリアも貴重です。
前日に来たときに見忘れた、プラダの前にある有名な牛の○○○○を見つけました。

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(ω*)イヤーン
ここに踵を付けて3回転できると、幸せになれるとのことです。

駅地下のカフェで朝食

まだ日の出まで少し時間がありそうだったので、駅地下のカフェに行きました。

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チョココロネとエスプレッソをオーダーしました。
大きなコロネが€1.5ユーロで、エスプレッソが€0.9とかなり良心的な価格です。

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クロワッサンをこれから焼くようです。
店内で焼いてるんですね。
朝のお客さんもポツポツ来始めました。

おいしくいただいて、身体も温まりました。
地上に出るとちょうど外が明るくなってきました。

夜明けのドゥオモを撮影

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美しい景色を撮影できましたが、このアングルで到着時の藍色の空を撮影したかったです。
これは再度早起きしてここに来なければいけませんね。

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トラムに乗ってホテルへと戻ったのですが、ホテルの最寄りに到着したくらいの朝8時に朝陽が射し込んできました。
日の出の方角を確認したところ、ドゥオモのほぼ後方から射し込むようで、逆光のアングルで撮影できそうです。
これはやっぱり、再度朝のドゥオモを撮影しに行かなければいけません。

ミラノ万博へ出発

部屋に戻りヨメさまを起こして、軽く食事を取ってから出発しました。

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まずタバッキで、今日の分の24時間券を2枚買い、再びトラムでドゥオモまで行き、地下鉄に乗りました。
ミラノ万博は2番線の赤い地下鉄で終点のRHO Fieraで降ります。
朝から結構混んでいる電車に乗り込みました。
途中、年輩の乗客が、万博のタグを首から下げたスタッフと思われる男性に話しかけていました。

せっかくなので、私も聞いてみました。
万博の会場入口は東西に横長に広がっている会場の西口です。
最初のお目当ての日本館は反対側の一番東にあります。
そこまで徒歩30分くらいかかると聞いていますが、シャトルバスなどは使えるのかを英語で聞いてみました。

この男性スタッフはフランシェスコさんといい、アゼルバイジャン共和国のブースのスタッフだそうです。
会場内まで案内してくれると言ってくださいました!
フランシェスコさんは日本が好きと言ってくださって、宮崎駿の映画や俳優は渡辺謙などが好きと言ってました。
ナウシカやトトロも観たというので、観ていないらしい、天空の城ラピュタをプッシュしておきました。

地下鉄で予期せぬトラップ

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RHO Fiera駅に到着しました。
改札で駅員がいたので、24時間券を渡しました。
この駅の2つ手前駅までが24時間券などの市内交通用のチケットで、そこから先は市外で別料金になると地球の歩き方にも書いてありましたし、路線図にも境界線が引かれてありました。

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乗り越し精算は追加で何ユーロ支払えばいいのかしら?と思ったのですが
€36.5!?ω):;*.':;ブッ
何すかそれ?
万博の入場券なら持ってますよ。

どうやら市内料金を乗り越すと、上記の罰金が課せられるようです。
乗り越し精算できないとは思いませんでした。
帰国してから調べてみると、乗り越し精算できるのは、先進国でも日本くらいのようです。
完全に参りました。
事前にタバッキで市外のチケットも一緒に買うか、一度地下鉄を途中下車して切符を買えば良かったようです。
2
人でまさかの€73(約10220円)を支払う羽目になりました。
フランシェスコさんが恐縮していましたが、知らなかった私たちが悪いので、仕方ないですね
でも地球の歩き方も、このことは書いておいて欲しかったなぁ。
知らないでトラップに引っかかった観光客が、他にもいるんじゃないかなぁ。

入場列をショートカット!

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駅を出ると、万博の入場ゲートが遠くに見えます。
それはさながらディズニーランドのように、すごい人の列です。
このミラノ万博には、毎日平均7万人以上の来場者数が予想されているそうで、この行列も納得です。
これは入るまでにどのくらいかかるかなと思っていたら、フランシェスコさんが何と関係者口から入れてくれました!

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スタッフパスを見せて係員に説明して、同行者として入れてくれたみたいです。
何てありがたいんでしょう。
ほとんど待たずに、入場口まで進めました。

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入場口では入場券を提示して、空港のような荷物のセキュリティチェックがありました。
そして万博会場内に入れました!
あとはひたすらまっすぐ、まっすぐ進めば日本館です。

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入口近くのアゼルバイジャンのブース前で、フランシェスコさんとはお別れしました。
本当にありがたいことです。
後でお礼を言いに、このブースに行かなくては。

日本館に到着

ひたすら長い会場通路を直進して、左右に並ぶ各国のパビリオンを見ながら、早歩きで日本館へと向かいます。
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各国のパビリオンが、それぞれ個性的で見応えありました。

食と環境がテーマの今回のミラノ万博で、日本館は本国イタリアに次いで人気と言われています。
日本館は34時間待ちは当たり前で、先週末は何と7時間待ちになり、列を午後に締め切ったそうです。
8時半に万博は開場になりますが、日本館は9時半〜20時までオープンです。
開始前から連日行列になるそうです。

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そして歩くこと約20分。
ようやく日本館に到着しました。
寄せ木細工の建物に「日本館」の文字が目立ちます。
岩手県産のカラマツ材を使い、法隆寺と同じ伝統建築の立体木格子を用いているそうです。
六角の穴が開いていて、風が通るので気持ちよかったです。

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列に並ぼうと、最後尾を目指して進みましたが日本館をぐるっと取り囲むように列が回っています。
最後尾の待ち時間は、約4時間とのことです。
まだ午前中で日が高くなく、日陰で涼しいから助かりましたが、日中に並んでいた人たちは日傘を差して大変そうでした。

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並んでいる途中で、ヨメさまが近くのトイレに行ったのですが、試供品の豆乳紙パックをもらったようです。
どうやら、協賛企業の展示ブースがあるようです。
私もトイレに行きがてら見てくると、ワッフルサンドをいただきました。

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行列のそばに、給水所がありました。
無料で冷たい水がいただけるのは、助かります。
ペコペコにしているペットボトルに水をくみ、列に戻りました。
しばらくして水を飲もうとしたら、ペットボトルがパンパンに膨らんでいました。
フタを開けると「プシュッ!」という音が。
給水所は、ミネラルウォーターとガス入りの2種類が出ていました!
これには驚きました。

日本館に入場

長時間並び、ようやく日本館に入れました。

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部屋ごとにさまざまな映像が上映されたり、日本の食文化の展示を見ながら進む造りで、所要時間は50分とのことです。
チャッチャと見て回れないから、行列の進みも一定だし、そのためあれだけ待ち時間が長くなってしまうようです。

日本館では専用の日本館アプリをスマートフォンにインストールすることで、一層楽しめるようになっています。
開場内には無料のWi-Fiもあり、ここでアプリをインストールしました。
待ち時間でも楽しめるよう、簡単な日本食のクイズも入っていました。

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開場内の美しい映像を観て、次の部屋へ進むと、中央に一本の大きな円柱があり、そこから滝のような映像が流れています。
先ほどの日本館アプリを起動したスマートフォンを手前のくぼみにセットして、円柱から落ちてくる料理の画像を手で手元に引っ張ってくると、端末に保存されるという、面白い仕掛けが用意されていました。
ただ、この仕掛けがNFC対応の端末でないと利用できないみたいで、ヨメさまのiPhone5sはできたのですが、私のZenfone5では、できませんでした…m(_ _;)m

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いろいろな展示を観る中では、綺麗に配置された日本の食材たちのブースや、モリゾーとキッコロが地球環境について説明する上映コーナーがあったりで飽きない造りになっていました。

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日本の食文化の紹介もあり、現地の方々が興味深く見ていました。

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最後の目玉がFUTURE RESTAURANTという巨大スクリーンと手元のタッチパネルを使って、日本食を体験できるイベントです。
テーブルに着席するとタッチパネルの液晶画面に食卓が浮かびました。
タッチパネルは、日本のお箸を使ってタッチします。

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先付けや香の物、吸い物、焼き物、ご飯、止め椀、水物などの料理が紹介されて「いただきます」と「ごちそうさま」も紹介されました。

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そして日本の文化というべき「和」がフューチャーされて、退場です。
参加者全員が笑顔になる、とても楽しいイベントでした。

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2階の出口を出ると、そこに日本館のスタンプがありました。
手元にあったコピー用紙にスタンプを押しましたが、万博の売店でパスポートが売っているらしく、そこにスタンプを押せるようです!
急いで日本館まで来てしまったので、パスポートを買えませんでした。
係員に、後からパスポートに押してもらえるか聞いてみると、入口係員に言ってもらえれば対応してもらえるとのことです。
ホッとしました。

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出口には日本料理のフードコートがありました。
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月で一部お店の入れ替えがあり、モスバーガーは終了して、CoCo壱番屋が入っていました。
ちょっと惹かれましたが、日本より高いお金を出してココイチのカレーを食べるのもなぁと思い、パスしました。
他には京都の美濃吉や、人形町の今半が出店していました。
今半のすき焼き御膳は4000円(!)くらいでした。

パスポート売場を探して

日本館を出ると、まだ長い列が続いています。
待ち時間は3時間でした。
次のパビリオンに行く前にパスポートを買わないと、各国のスタンプを押すことができません。
とはいえ、万博会場入口近くの売店まで戻るのは大変です。

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別のところでパスポートを売っているところがないか、インフォメーションで聞いてみました。

この近くだと、ボリビア共和国のブースで売っているということです。
朝からちゃんと食べていないので、先に軽く食べておくことにしました。

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途中にあったカフェで、ラテマキアートサンドイッチをいただきました。
砂糖が万博のEXPOの文字が1つずつ印刷されていたので、お土産用も兼ねて大量にもらってきました。
甘いコーヒーで少し座れたことで、早朝からの疲れも多少和らぎました。

少しお腹が落ち着いたので、ボリビア館の売店に行き、パスポートを買おうとしました。
しかし、売り切れたそうです…(´ω`)ショボーン

1
7万人来場ですから、その内の3割の来場者が買っても、12万冊くらい売れますからね。
そりゃ売り切れてもおかしくないですね
再度インフォメーションに行き、売り切れていたので別の売り場を教えてもらいました。
今度はスイスのパビリオンに向かいました。

万博パスポートと日本館のスタンプををゲット!ヽ(・∀・)

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スイス館に到着して、売店に行くと空いていました。
パスポートがないか聞くと、レジ横に紺色のパスポートがありました!
1
冊購入しました。
€10
(約1400円)くらいです。

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買った国の売店で、最初のスタンプを押してもらえます。
裏表紙にスイスと印刷されてあったので、国ごとに違うパスポートを用意しているみたいです。
日本館でも売れば良かったのに。
あとマレーシアのパビリオンで売ってたら、迷わず自分用と知人へのお土産に買い占めますね(売ってませんでしたが)。
何はともあれ、無事にパスポートが入手できましたので、日本館へと戻ることにしました。

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途中、先ほどのインフォメーションにお礼を言いに行くと、スタンプを押してもらえました!
日本館に戻り、入口の係員に事情を説明すると、快く応じてくれて、パスポートにスタンプを押してもらえました。
これでひと安心です。

インドネシア館へ

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日本館の次のパビリオンはほぼ向かいにあった、インドネシアにしました。
ここはほとんど並ばずに入れました。
国によってパビリオンのスペースに差があって、インドネシアはかなりこぢんまりとしていました。

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その中でインドネシアは自国の海洋資源と密漁からウミガメを守る仕組みや、シーラカンスの剥製や鬼女ランダのお面、さらにスパイスを来場者にご自由にお試しください、という感じで、さまざまな展示物がたっぷりあったのが興味深かったです。

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彫刻やバティック、そしてワヤンクリなども展示されていました!
出口側には飲食スペースもあり、ナシ・チャンプルーもいただけたようです。

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無事にスタンプも押せました!ヽ(・∀・)
かわええですね!

生命の樹を見に行く

ヨメさまが疲れたそうなので、飲食ブースで再び小休止しました。

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たっぷりのホットのラテマキアートにカットフルーツ盛り合わせ、小さなパンをつまみました。

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そして万博会場中央北部にある、大きな生命の樹に到着しました。
高い上の方に人がいるのが見えましたが、登れたりするんでしょうか。

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ここは1時間おきに噴水のイベントがあるみたいで、次の噴水まであと10分くらいです。
せっかくなので、観ていくことにしました。

掲示板にカウントダウンがされていて、楽しみに待っていると、残り5分くらいから大音量で音楽が流れて、噴水が噴き上がりました。

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オペラにあわせて大小の噴水が上がり、途中、生命の木の幹からイタリア国旗の赤・白・緑のスモークが焚かれました。

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そしてあちこちから色鮮やかな傘が花開く、すてきな演出が見られました!
生命の樹にいた人は、傘を開くためのスタッフだったようです。

最後の晩餐へ

生命の樹を観られて満足したのですが、ここで大事なことを忘れていました。
最後の晩餐のデジタル上映です!
正規のチケットを購入したのに、ここに勝手に移動されて納得していませんし、来たからには絶対に観なくては。

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場所は日本館のすぐ裏手なので、本来は日本館に行った後に観る予定でした。
ただ、パスポートを買うことで頭がいっぱいで、すっかり忘れてしまっていました。
ヨメさまはまた日本館方面に戻るのを渋っていましたが、再び向かいました。

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白い建物の2階に登り、受付でVivaticketからのメールを見せると、すんなり入れました。
小さな映画館のようなスペースで日本語のガイドを受け取り、上映を待ちます。
私たちの他には数人しかいませんでした。
万博会場の隅だから、穴場なのかな?と思っていると、上映が始まりました。

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時間にして20分ほどでしたが、レオナルド・ダ・ヴィンチが最後の晩餐を描くにあたってどのような心境だったか、どのような技法を行ったか、また、なぜテンペラ画を用いたか、などが解説されました。
とても勉強になりましたし、面白かったです。
これならチケットを横流しされたのはムカつきますが、来た甲斐があったかもです。

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見終わってから、メールにはワンドリンク付きとも書かれてあったので、係員に見せたら、その建物の1階のバーに案内されました。
何かここは従業員や係員用で、一般向けではないような感じでしたが、レモンソーダとホットティーをいただきました。

アゼルバイジャン館へ

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まだ陽は沈んでいませんが、時間は18時半ごろです。
今朝お世話になったフランシェスコさんにお礼を言おうと、アゼルバイジャン館に立ち寄りました。
けっこう並んでいたので、中は観ませんでしたが、係員にフランシェスコさんはいますか?と聞いたら、今日はもう帰ってしまったとのことです。
万博のスタッフも交代制なんですね。
お会いできずに残念でしたが、電話番号は聞いていたので、SMSでお礼のメッセージを送りました。

スリランカ館へ

ここからは、なじみのある国のブースをどんどん回ることにしました。
まずはスリランカです。

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ここは小さいスペースに、ごくシンプルに展示がしてありました。
期待していたスリランカ料理の展示などもありませんでした…(´ω`)ショボーン

タイ館へ

お次はタイのブースです。

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ここは列がややできていました。
入場するとドーム型のところに通されて、暗くなったところで360度パノラマの映像が観られました!

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豊富な水資源に恵まれた、自然豊かな微笑みの国の映像が流れて、最後はスクリーン上から霧吹きで霧がカーテンのようになり、そこに金色の竜が映し出されるという、驚きの演出でした。
上映が終わり、次の部屋へと向かいました。

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次は国際社会でのタイの存在感をアピールする間で、いろいろな物が展示されていました。
ドリアンは39万トン、ロンガンは56万トンも生産しているそうです。
お米とパイナップルの生産量は世界一!
魚介類も一億匹以上をアメリカを中心に輸出しているそうです。
サツマイモも10億トン以上を、中国を中心に輸出しているそうです。
数字で見ると、本当にタイは広大な国土に豊富な水資源もあって、貴重な食料生産国なんですね。
勉強になりました。

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通路にはタイのレトルト食品などが展示されていました。
カオニャオ・マムアンのレトルトもあるんですね。
知らなかったです。
ヨーロッパでもタイ料理やタイの食材の認知度が今後上がっていくのでしょうか。

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最後にスクリーンのある部屋に行き、プミポン国王の政策により、タイの米を中心とする農業生産高がどれだけ上昇したかが分かる映像が上映されました。
プミポン国王は、本当に偉大な指導者で、タイの国民たちから愛されていることがよく分かりました。

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タイ館はレストランブースはなく、レンジですぐに食べられるタイ料理のお弁当や持ち帰りを販売していました。

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これが結構人気を博していました。
並ばずに気軽にすぐ食べられるからでしょうか。

いざ!マレーシア館へ

そして、いよいよマレーシア館に到着しました。
日本館に次いで、楽しみにしていました。

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パビリオンは繭をイメージした外観です。
入口のトライショーを見るだけでテンションが上がりました。
結構並んでいますね。

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部屋に入ると、壁沿いの椅子に座るように指示されました。

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何かと思っていると、壁、天井、床まで一面に映像が映し出されました。
足元まで液晶パネルを敷き詰めてあり、全体が映されるのにはびっくりしました。
タイのパビリオンとはまた違った良さがありました。

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近年のマレーシアの自然環境から、先端技術と国際的な展示会や商談の場所での活躍ぶりをアピールする動画でした。

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マレーシア館のスタンプを押しましたが、マレーシア館だけ3種類のスタンプがありました!
ミラノ万博の無料配布の地図を大量にゲットして、それにマレーシア館のスタンプをどんどん押しました。
マレーシアつながりの友人たちへのお土産はこれで決まりです!
お金のかかるものよりも、この期間中しか手に入らないものにしましょう。

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建物を出て、次の入口に入るとジャングルをイメージした造りになっていました。
所定の場所に立つとスクリーンに本人と、マレーシアの動物たち(マレーバク、クマ、トラなど)がCGアニメーションで映し出されていました。

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また、ゴム、スパイス、紅茶類などの主要産業の紹介から、タイと同じようにお米の生産高について紹介されていました。
もっと国中でお米を生産しているのかと思ったら、国土のごく一部なんですね。

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そして最後にはデモンストレーションで、バンブーダンスの実演が行われていて、参加者も参加していました。
ミラノでバンブーダンスが見られるとは思いませんでした。

私も参加して、ひょいひょい飛びました。
以前日本でやったことがあるので、足を後ろ側にクロスステップすることなども無事にできました。

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終了後は参加賞をいただきました!

ミラノ万博でナシレマを食す

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マレーシアブースには、フードコートもありました!
今日の夕飯はここにしましょう。

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おー、テータレも€3(約420円)でありますよ!

メニューはロティチャナイサテ揚げ魚肉団子ナシレマナシゴレンミーゴレンポピアー(揚げ春巻き)ちまきカリーパフ、おしるこみたいなものとありました。

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私はナシレマとサテ、ヨメさまには辛くない魚肉団子、揚げ春巻きなどを買いました。
テータレは2杯です。

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テータレはごくごく普通のミルクティーですねー。
甘さも足りないなー。
という訳で砂糖を追加で足して甘口にしました。

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ナシレマは予想していたよりなかなかで、頑張ってました。
ご飯は長粒種でお焦げみたいな部分もあって、ちゃんと炊かれてました。
サンバルソースも出来合いの瓶詰めなどからただかけたのではなく、炒めタマネギなどが歯ごたえも残っていたので、合わせて炒めたり、ちゃんとひと手間かかっていました。

イカンビリスはなくてバターピーナッツがちらしてありましたが、雰囲気は十分感じられました。
サテは牛肉、羊肉、鶏肉とちゃんと焼かれてありました。
ナシレマは値段が€10(約1400円)するのを考えると、日本でいただくのとほぼ同価格です。
マレーシアではRM35100150円)程度なのを考えると何ともビミョーですが、ミラノ万博でいただくナシレマは格別でした!ヽ(・∀・)

全部で€34(約4800円)となり、滞在中いちばんお金を使った食事となりましたf(^^;)

細々としたブースを回る

マレーシア館を出て、ほぼ目的の見て回りたいブースは回れました。
本当はコーヒーについてのパビリオンも行きたかったのですが、時間がなくなってしまいました。
他に注目していた果物とスパイスについての展示も見ようと思ったら、展示とは名ばかりで、

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まさかの畑でした…(´ω`)ショボーン
植えてる植物の札がかかっているだけで、ちょっと、いやかなりガッカリでした。

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お米についてのテーマで展示された建物があり、そこはバングラデシュラオスカンボジアあたりの国々が固まって展示していました。

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複数の国を一気に回れて、パスポートへのスタンプも効率よく押せたので良かったです。

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バスマティライスも売っていたのですが、1kg€6(約840円)なので、日本で買うのと大差ないですね。

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昨年、エボラ出血熱で世界中大騒ぎになった、シエラレオネも出てるんですね
どう見てもファミリーマートです本当にありがとうございましたω`)
中では巨大な粒のお米なども展示していました。

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全然目立ってない小さなブースに、インドがありました!
もっと食文化を大々的にアピールできたと思うんですけどね。
残念です。

もう閉館したパビリオンもありましたので、万博会場を後にしました。

帰りのチケットはしっかり購入

RHO Fiera駅から地下鉄に乗って帰りますが、切符の自動販売機に並んでいると老人が買ってあげようかといった感じで声をかけてきました。
これが有名な、買ってあげるふりでユーロ紙幣の支払い観光客から釣り銭をくすねるという人ですかね。
こういう人には、とにかく無視に限ります。

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券売機が地下鉄以外のトリノ行きなどの路線のようで、ここでは買えなかったので、窓口に行きました。
ここで€1.5程度支払って、市外料金分のチケットを買いました。
本当に、思い返しても高い授業料でした…(´ω`)ショボーン

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ドゥオモ駅まで戻ってきて、早朝と同じアングルで夜も撮影しました。
この日は今回の旅行でいちばん歩いたようで、歩数計のアプリも25857歩でした。
早朝からとにかく、よく歩きました。

ミラノ万博はとても面白かったです。
見て回れた国は限りがあったのですが、チケット料金に2日券とかあったのも、納得です。
もう1日あれば、パスポートも買ってるし、効率よく回れるからもっと見られましたね。

マレーシア、タイ、インドネシア館と割と似た地域・主張のブースでしたが、それぞれに違いがあって良かったです。
そして、部屋に戻ったころに、今朝のフランシェスコさんからSMSの返事が来ていました!

I'm glad you enjoyed your visit, I'm very sorry you had to pay that fine, but I was more than happy to help you, maybe we'll see when I come to Japan.
I was working till 4pm, but my friend told me that you came, thank you!!
Enjoy Italy, I was glad to merge you, Watashi wa Nihon wo Aishite masu!!

Buonanotte


とっても嬉しかったです。
人との出会いやご縁は、財産ですね。
明日は、本物の最後の晩餐を観に行きます。
今日観たことをふまえて、楽しみに観たいと思い、休みました。
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