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5日目】2007411日(水)曇り

last update:2016.12.11

20070411-01
0930 起床
0940
 ホテル内で朝食ビュッフェ
1130
 行きに田園土産に寄り、お土産を購入
1230
 カッシム・ムスタファ・レストランへ
1330
 ホテルに戻る
1400
 リトル・インディアに向かう
1630
 南インドレストランで雨宿り&小休止
1800
 トレーダース・ホテルに行く
1900
 2階の中華料理屋で飲茶をいただく
2100
 ホテルに戻る
2500
 就寝

5日目です。
残すところあと2日です。
ここまでの流れからして、朝食は予想通りカレーがありませんでした。
カレーパフがあったので1つだけいただきました。
お昼に備えて、今日は控えめにお粥などをいただきました。

そして12時前にタクシーでお昼を食べに出発しました。
向かう先は今回の旅行で初めてのジョージタウン。
もちろんお店はインド料理屋です。

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I Love カレーTシャツも着込んで準備はOK( ゚∀゚)ノィィョ
タクシー料金は片道RM25でした。
その前に田園土産という土産物屋に立ち寄り、お土産を買いました。

バクテーのティーバッグ(RM44)やココナッツ味のクッキー、中華のパイ生地に味噌が入っているちょっと月餅や肉まんのような味のする香餅というものなどをいろいろ買い込みました。
こちらのお店のママさんはとても商売上手です。
買わされすぎないように、気を付ける必要がありますねf(^^;)

ジョージタウンへ

田園土産を出て再びジョージタウンへ。
ジョージタウンのインド料理屋は2つ候補があります。
1
つめはパレス・ディ・インディア、もう一つがカッシム・ムスタファ・レストランというお店です。
どちらに行くか悩みましたが、結局カッシム・ムスタファ・レストランへ行く事にしました。

しかしタクシーが道に迷ったようです…m(_ _;)m
そして「他のレストランはどうだ?」と自分の知っているお店に変更しようとしてきました!
オイオイヤルねこの人(´Д`;)
お店を変える気はないけど見るだけ見てみようかしら。

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そこからすぐ近くのお店に案内された。
KAYU NASI KANDARというレストランです2016年現在、閉店しています)
一応店内を見てみると、各種カレーの美味しそうな香りが漂ってます。

店員さんがやおらバナナリーフを型取ったお皿にご飯を山盛りに盛り付け始めました!
慌てて「見てるだけ!」と言い、戻してもらいました。
危ないところでした
でもこのお店は良さそうなので次回旅行時の宿題店にしておこうと思います。
帰ってから調べてみたら、このお店はチェーン店でNYにも支店があるようです。

タクシーに戻ろうとしたら、ふと自分の視界にものすごく薄暗い路地裏が飛び込んで来ました。
見に行ってみると、その奥ではインドの方がオクラか何かが入ったカレーを、大きな寸胴でかき回して煮込んでいます。
さらに奥にはテーブルがあり、食べている人達がいました。
間違ってもこんなところに日本人はいません。
これは物凄く面白そうなところじゃないですか!
ビンビンに惹かれたが、結局は諦めました。
これも次回の旅行での宿題だ。

2016.12.10追記:上の路地裏レストランは、ペナンで一番有名なLine Clear Nasi Kandarです。
今となっては何も抵抗なく入っていただけますけど、ネットの情報やツールも発達してなかった2007年の時点では、すごくインパクトがあったのをよく覚えています。

カッシム・ムスタファでナシカンダー初体験

あまり道を知らないタクシードライバーの運転でしたが、無事にカッシム・ムスタファ・レストランに到着できました。

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ここもライスに各種カレーをかけていただくスタイルのお店ですね。
バスマティのノーマルライスとギーライスがあったので、ギーライスにチキンカレー、ベジタブルカレー、プローンカレーをすくってもらいました。
ドリンクを注文しに来たので、ソルティ・ラッシも注文しました。
大盛りのカレーをいただきましたが、非常〜においしかったです!
途中から郷に入れば郷に従えという事で当然手でいただいた。

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ぐぁー!うめぇー!
もう「夢中」「無心」「貪る」という言葉がこれ以上ないくらい似合うように食べました。
これは抗えません。もうお皿と口を右手がエンドレスに往復します。

チキンカレーは一度衣を付けて酢豚のように揚げてからカレーソースに絡めてあり、辛さの中にコクがあります。
衣に染みた辛口のカレーソースがたまりません。
ベジタブルカレーは、拍子切りのジャガイモが歯ごたえを残して煮てありホクホクで美味しいです。
そしてプローンカレーは全長1cmくらいの小さめのエビが入っていて、とても旨味のあるカレーでした。
チキンは骨付きでぶつ切りだったので、別皿をもらって骨を出していきます。
あっという間に完食!最初のカレーはRM6.5でした。

お約束のお替わりはラムカレーです。
クリーミーで非常にマイルドなカレーです。
ラム肉はとても大きなかたまりですが柔らかく、全く臭みはありません。
とても美味しかったです。お替わり分はRM3.2
両方でもRM10いかないんですか?
350
円くらいって、ホント最高です!

ベジという訳ではないので、南インド料理ではないと思いますが、日本にある北インド料理店とも違うスタイルだなぁと思いました。
お腹一杯に飲み食いして約RM12なのだから文句はあるはずもないです。
最高でした!

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店員に「とても美味しかった、今回の旅行でこのお店に来られて嬉しい」と英語で伝えました。
話せるインドの言葉は北か南かを聞くと南インドだというので、タミール語で「ナンドリ(ありがとう)」とお礼を言うと、とても驚かれると共に喜ばれました。
握手を求められたので、えーと、左手は不浄の手だったよなと思っていたら「No Probrem」と両手で握手してくれました。
ここはぜひ次回も来たいお店になりました。

タクシーに戻りましたが、ドライバーがホテルに帰るまでに何度も「ナシ・カンダー!」と言っていました。
ナシはマレー語でご飯なのでカンダーってカレーの事かな?と思ったが、戻ってからマレー語の本で調べたらどうやらご飯にいろいろなものをかけていただく料理の事を総称してそう言うようです。
昔は天秤みたいに棒の両端にお皿を吊るして料理を売り歩いていたので、今でもそう呼ぶらしいです。

初めてのリトル・インディア

一旦ホテルの部屋に戻ってから、再びヨメさまと出掛けました。
次の目的地はリトル・インディア(インド人街)です。
ヨメさまの今回の旅行の目的は療養と、メヘンディ(ヘナ・アート)です。
昨年代々木公園で開催されるナマステ☆インディアというインドフェスティバルで、手の甲に描いて貰った事はあるが、手の平も合わせての両面はやった事がありません。

インドの花嫁は両手両足などに描いてもらうそうで、ヨメさまはそれに憧れてインド人街に行く事にしました。
といっても、事前に情報は全く収集できず、お店が見付かるのかも不明です。
しかも描いてもらってから約2時間はペーストを洗い落としたりせずそのままで、染料が肌に染み込むまで放置しておかなければいけません。
という訳で本当は滞在最終日の明日に行く予定でしたが、最終日に身動きが取れないのは大変なので、前倒しして本日行く事にしました。

再びジョージタウンに着きました。
そこの中に明らかに今までと雰囲気の違う町並みが現れました。

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タクシーで会計をして、1歩後ろずさってびっくり!
後ろが排水路で60cm四方くらいの穴が開いていました。
もう少しでドブにハマるところでした

こんな排水はペナンでもここしか見た事がありません。
そして町並みは明らかにインドです。(行ったことないけど)
近くのお店からは大音量でインド音楽が流れています。
リゾート目当ての普通の日本人観光客は、こんなところにも絶対来ないでしょう。
いやー、物凄くワクワクしてきました!(・∀・)イイ

ヘナアートを初体験

早速すぐ近くの雑貨屋でヘナのお店を聞いてみると、近くにあるようです。
少し歩いていくとマレーシア航空も入っているトラベルインフォメーションがあったので、そこの店員に聞いてみると、隣のお店だそうです。
タクシーを降りてから100mも歩かないで到着した場所は、インドの貴金属やアクセサリーを扱っているお店でとてもきらびやかでした。

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ヘナをやってもらうようお願いしたら快く了解してもらい、早速描き始めました。
ちなみにお値段は両手でRM30。

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左手を描いてもらった時点で柄は…ワカメみたいで(笑)、ヨメさまが右手は花などの絵柄にしてくれないか?と言うと、店員は引き出しから絵柄の見本の本を取り出して見ながら描いていきました。
ヨメさまは最初からそれを見て描いて欲しかったようですf(^^;)
両手両面が描き終わるまで約1時間。ヨメの手に茶褐色のペーストで絵が描かれた。

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これを約2時間放置してから落とすので、どこか時間をつぶす場所が必要だ。
しかもペーストが乾かないと他の物に付いてしまうので、おちおち他のお店を見てまわる事もできません。

少し小雨がパラ付いて来たので、慌てて近くのコーヒーショップらしきお店に駆け込んだ。
店頭ではロティ・チャナイを伸ばして焼いている店員さんがいます。
食べたかったが、夕食の予定が入っているのでこの日は諦めました。
テッ・タリ(砂糖とミルクのブレンド紅茶)をアイスで2つ注文しました。

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マレーシア名物のエア・ブレンドは必見です。
厨房へ行きマレー語で写真のお願いをすると、大喜びでパフォーマンスを見せてくれました。
飲み物は冷たくて甘くホッとする味です。
暑い中でこれはありがたいですね。

そして隣りの席の人がワダとチャパティを注文していましたが、テーブルにステンレスの容器が3つほど並んでいて、中身は各種カレーソースでした。
どうやら好きなカレーをかけていただけるみたいです。
ますますそそられましたが、夕食の予定があったので我慢しました。

入口近くのカウンターに目をやると、各種トレイに様々な料理が並んでいて、ワダもありました。
以前南インド料理屋でいただいたドーナツのシロップ漬のようなもの(グラブ・ジャムーン)もあった。
他にケーキらしいものがあったので、見た目がガトーショコラにそっくりなのをいただいてみました。
これがまたしっかりしたチョコケーキで、非常においしかったです。
全部でRM4.6だったのが信じられないです。

ゆっくり過ごしてからお店を出たが、ロティ・チャナイの隣りのところで別の店員が焼いていたのは…
ドーサです!
雨が降って来たのでろくに看板を見ないで入ってしまいましたが、ここは南インド料理屋でした!
ワダの時点でなぜ気付かなかったのか、とても悔やまれました。
ここも次回の旅行時の宿題店ですね。
最優先で訪問しなければいけません。
うーん、宿題ばっかりだな自分。
※2016.12.10追記:上のカフェと思って入ったお店は、有名なSri Ananda Bahwanです。
時間帯が夕方だったのでミールスなどはなかったですが、リトル・インディアのど真ん中ですから、当然南インド料理屋ですよね(^^;)

夕食の予約先へと向かう為に、タクシーを拾うことにしました。
路上のタクシーをつかまえたのですが、雨が降っていたので値段交渉の前に乗ってしまいました。
そして後ろがつかえていたので、タクシーは発車してしまいました。
ここに来る前にタクシーの相場を聞いておいて、目的地までRM57くらい、RM10はしないと聞いていましたが「RM10ネー」と言われました。
うわぁ、プチボッタクリタクシーだよ。
RM5OK?と言っても聞きゃしません。
しまいには「他のタクシーはRM15はするから私のはサービスだ」とまで言い出しました。
「ウソつけコノヤロー!(`曲´#)=3と言いたい衝動にかられつつも、車に乗り混んでしまった自分を激しく後悔。
結局RM10取られました。
安いけど、屋台1食分損したと思うと悔しいです_`)

飲茶ディナーを初体験

そんなタクシーで来たのは、ジョージタウンの南にあるトレーダースホテル(旧シャングリラ・ホテル・ペナン)だ。
2016.12.10追記:トレーダースも買収されたのか、ホテル・ジェン・ペナンと名称が変わりました。

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ここの2階の中華料理屋で飲茶がいただけるので夕食に予約しておきました。
2016.12.10追記:翌年には閉店していました。
屋台ばかりでなく、ホテルのサービスが大好きなヨメさまへのサービスも忘れない自分は偉い!
と自分で褒めておきます(ノ∀`)タハー

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[CHA]と書かれたお店です。
店内は広い円卓が並び、100席くらいはありそうでした。
夜の営業1番乗りだったので貸し切り状態でした。

前菜はRM10前後、スープはRM12、鶏料理などはRM20前後、海鮮はRM2040くらいです。
新婚旅行で行ったホテルのレストランではどの料理もRM25はしましたので、ホテルの料理にしては良心的です。
さて、今日は飲茶なのでそれを伝えると、専用のオーダーシートを持って来てくださいました。

蒸し点心が17品、揚げ点心が8品ある中から選びます。値段はほとんどがRM8です。
一緒に飲むお茶は通常の中国茶はRM2で、高級茶葉はそれなりの料金で頼めます。
普段中華料理には行かないので、通常の中国茶で良い事にして点心を選びました。

しばらくすると、たっぷり注がれた熱々の中国茶と一緒に、彩り鮮やかな点心の数々が運ばれてきました。
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上の画像の左が蒸し餃子、右奥が焼売、右手前が海老蒸し餃子です。
真ん中の画像の左が海老揚げ餃子、右が叉焼まんです。
下の画像は海老揚げ春巻きです。
どれもとても美味しそうです!
それでは、いただきます。

いやー、普段中華料理は食べないので細かい事は言えないのですが、どの料理も手が込んでいてとてもおいしいです!
蒸し餃子の吸い付くような皮とプリップリな海老の食感もたまりませんし、しっかり味のついた叉焼を包んだふわふわの肉まんもおいしいです。

しかし、特筆すべきは海老揚げ春巻き。
日本で良く目にする春巻きの皮を想像していたら、網目状になっているライスペーパーでした!
ググってみたらベトナムの揚げ春巻きでもこういうのがあるみたいです。
サクサク、ホロホロと崩れる皮の食感はまさに至福で、中には叩いた海老がたっぷりと。
これだけ食べて2人でRM52(約1800円)でした。
これなら南インド料理店で食べるのを我慢したのも、報われるというものです。
もう言う事ありません。

あ、一つ言う事ありました。
ヨメさまの服装。
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中国の方がいるお店でそれはアカン(´Д`;)

トレーダースホテルはロビーが広く、天井も高く解放感があり、フロントも対応がしっかりしている上、日本人スタッフまでいて観光客には嬉しい設備のホテルだった。
今まで旅行会社のパンフで「日本語スタッフ◎」と書かれていて、実際にいた試しがなかったですけど、初めて出会えました。

巨大ショッピングセンターのコムターに直結しているのも嬉しいです。
もっとも、現在コムターは急速に寂れてしまっていますが。
この近辺のショッピングはガマ・スーパーマーケットプランギンモールを利用すると良いでしょう。

今日はかなり盛り沢山で刺激的な1日でした。
いよいよ残すはあと1日です。
悔いの残らないように過ごしたいものです。
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