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【まえがき】

last update:2016.12.05

taiwan
近くだけどよく知らない国、台湾

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2年ごとにマレーシア旅行に行っていますが、次回の旅行はどうしようかなと考えていた頃のことです。
秋葉原に台湾式フライドチキンの鶏排(チーパイ)を提供しているお店があると聞きました。
煮込んだ肉を乗せたご飯の魯肉飯(ルーロウハン)もいただけるというので、早速行ってみました。
(その時のブログ記事はコチラをご覧ください)

両方ともとても美味しかったです。
台湾は辛い料理が少なくフルーツも豊富で、治安もよくて物価も安いとのことで、いつもマレーシアに付きあわせているヨメさまにも、台湾の方が向いてそうなので一度行ってみても良いかと思いました。

私たちの結婚指輪を作ったジュエリー店が御徒町にあり、担当の女性が台湾出身ということもあり、いつか台湾に行ってみたいと親近感を持っていたこともあります。

■3.11ショックと親日国家、台湾

2011
311日の、記憶に新しい東日本大震災。
あの直後の福島第一原子力発電所の事故から、外国人の日本に滞在している労働者が自国へと大量に帰国したそうです。
それによりエスニック料理店は、かなりの打撃を受けて閉店したお店もありました。
上の秋葉鶏排もその1つで、メインの中国系のお客が激減したことで閉店となってしまいました。

とても残念に思っていたら、台湾からの義援金が100億円を突破したというニュースをネットで見て、ものすごく驚きました。
(後日、何と200億円を超えました)
国土は九州程度で人口は日本の約5分の1、サラリーマンの平均月収が13万円という台湾が、なぜここまでしてくれるのか不思議でした。
同盟国のアメリカは米軍の救助活動があったといえ、義援金が約90億円なのを見ても台湾の支援はズバ抜けています。

詳しく知りませんでしたが、台湾大震災や台風の被災時に、日本の救助隊が活躍したことを台湾の方々は恩義に感じていてくれたそうです。
本当にありがたいことです。

私が知らなかった、過去の台湾と日本の関係

一度行ってみたいと思っていたことと、震災を経て日本と台湾の関係が少し理解できたことで、せめて台湾旅行に行って感謝の気持ちを台湾に伝えたいと思い、次回の旅行はマレーシアはお休みで台湾旅行にすることにしました。
旅行までに台湾のことを少しでも勉強しておこうと思い、ゴーマニズム宣言 台湾論(左の画像にあります)を購入しました。
以前書店で少しだけ読んでいつか買おうと思っていました。

読んでみて、かなりの衝撃でした。
第一次世界大戦後の統治時代のことを詳しく知りませんでしたし、台湾のご年配の方々の過去の苦労も知りませんでした。
台湾の方々が全員親日家だとは思いませんし、統治時代のことを良く思わない方もいると思います。
その中で過去の日本の行いに感謝の気持ちを持ってくださっている方々もいて、今でも台湾の地で当時の日本人が神のように祀られている事実など、知らないことばかりでした。

そして現在は同じ大地震で被害を受けた国同士、お互いに支援して良好な関係を築いていることを大変嬉しく思います。

台湾旅行をプランニング

実際に台湾旅行に行くことを決めて、いつ、どの航空会社で行くかなど、色々と調べました。
ホテルの手配は前回マレーシア旅行に利用したagodaでも良かったのですが、今回はマイルの特典航空券ではないので、航空券も買わなくてはいけません。
少し調べてみたら航空券とホテルを組み合わせて手配できるエクスペディアというサイトがありました。
これは便利ですね。
今回はこのエクスペディアのお世話になることにしました。

時期は前回同様にお盆の時期に有休を付け足しても良かったのですが、台湾の旅行を検索してみると5日間までしか出てきません。
それならお盆時期に長期の休みを取らなくても良さそうです。
当初は428日発でGW前の51日(水)、52日(木)に有休を足して5日間の旅行にするつもりでしたが、18万円近くとやや高かったです。

それなら1日前倒しで427日(金)発ならどうよ?と思ってみると、1万円くらい下がりました!(;д)ポカーン
え、さらに1日前倒しにしたら426日(木)発にしたところ、さらに1万円くらい下がりました!
おい本当かよ?と425日(水)発で1人約5万円まで下がったところで押さえました。
これ、ホテル付きですよ。信じられません。
航空会社はエバー航空という初めて見る会社にしました。
台湾の民間航空会社だそうです。
ホテルは4つ星で評判も悪くない台北國賓飯店(Ambassador Hotel Taipei)にしました。
航空税、サービス料、税などを含めても14万円しませんでした。

旅の荷物をまとめました
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前回のマレーシア旅行時にドライヤーが故障したので、帰国してすぐに家電量販店でドライヤーを購入しました。
その際に、海外で使える仕様のドライヤーも一緒に購入しました。
ようやくそのドライヤーが陽の目を見るときがやってきました。
台湾はコンセントの形状が日本と同じなので、変換プラグを持参する必要がないというのも荷物が減るので嬉しいです。
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ガイドブックの地図に蛍光ペンで行きたいお店などを、グリグリ書き込みました。
ガイドブックの地図を持ち歩いても良いのですが、気軽に持ち歩いて多少手荒に使っても大丈夫なようにしました。
iPhoneでも見られるようにgoogleマップに登録しておいたのですが、紙でサッとすぐ取り出せるのはやっぱり便利でした。
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前回のマレーシア旅行では、iPhoneは機内モードでiPod touch状態でした。
今回の旅行ではsoftbankの海外パケット定額を利用しても良いのですが、2年前は1980円/日だったのが、いつの間にか25MBまでの2段階制で1980円・2980円/日になっていました。
そんな中Wi-Fiルーターのレンタルサービスがあり、台湾では1日680円で容量無制限で使用できたので、
グローバルデータという会社からレンタルしました。
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お次は台湾で使うiPhoneアプリをチェックしました。
Transwhiz 日中(繁体字)翻訳/辞書 V3というアプリが350円で販売しています。
こちらのアプリは日本語と繁体字の翻訳がオフラインでできます。
オンラインで翻訳するアプリはいくらでもあり、それはgoogleの翻訳アプリを使えば充分なのですが、オフラインはなかなかありませんでした。
このアプリはオフラインで翻訳ができるというのは素晴らしいですね!
上のWi-Fiルーターはホテルの部屋に置いておくつもりなので、滞在中に外出した時に、いつでもWi-Fiに接続できるとは限りません。
そのような時に、この翻訳アプリは必ず役に立つでしょう。
ただ、簡体字と繁体字がそれぞれ別のアプリで販売しているので、間違えないようにしないといけませんf(^^;)

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また、google翻訳iphoneアプリが非常に活躍しました。
あらかじめ旅行時に使いそうな用語などを日本語と繁体字で翻訳したら☆(スター)を付けておけば、翻訳の履歴からオフラインでも閲覧できます。
しかもiPhoneを横持ち(ランドスケープ)にすると、画面内に大きな文字で表示してくれます。
これをタクシーの運転手に見せたりして、かなり役に立ちました。
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最後は自宅で使っているfonのルーターです。
前回マレーシアで宿泊したE&Oホテルでは、室内の有線LANが無料でした。
もしfonのルーターを持参していたら、ホテルで接続して室内で無線LAN環境が構築できたかと思います。
今回宿泊する台北國賓飯店は室内に無線LANと有線LANがありましたが、有料で1日400元(約1200円)と高かったので、使うつもりはありません。
ただ、fonのルーターは接続してみて、使えるかどうかだけ確認してみたいと思います。
問題なく使えたら、次回の海外旅行時は室内LANが無料のホテルを宿泊先にしたいです。
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