【Apple】iMac Late 2012に買い換えました
※last update:2016.12.12
2012年12月上旬に、自宅のiMac late2009(以下late2009)の調子が少し悪くなりました。
iTunes11にアップデートした頃から、曲の再生中に数秒止まったり、熱暴走でフリーズするようになりました。
iTunesのせいかは分かりませんが、一応OSをクリーンインストールしてみました。
それでも症状はあまり変わらなかったので、どうやら本体の寿命のようです。
ちょうど3年前の大晦日にもiMacの液晶がビシッと筋が入ってしまい、急いで買い換えました。
今年は年末年始にそのように慌ただしくしたくなかったので、iMacを新調しました。
ちょうど11月末に新型のiMac late2012(以下late2012)が発売されたばかりです。
iMacの液晶がMacBookのようにレティナディスプレイになってから買い換えようと思っていたので、今回の新型iMacは見送るつもりでしたが、仕方ないですね。
21.5インチの1番安い最下位モデルで、108800円のものにしました。
今まで使っていたiMacは2009年末の最下位から2番目のモデルで(最下位は本体HDDが500GB)、HDDが1TBで148800円でした。
メモリが4GBだったものに2GB☓2で増設して8GBにしていたのですが、late2012は最下位モデルでHDDが1TB、メモリが8GB搭載で108800円と5万円近く安くなりました。
いい時代になったものです。
late2012はオンライン注文でカスタマイズができます。
本体のHDDをSSDとのいいとこどりのFusionDriveという新しいストレージに変更できます。
SSDって高速書き込みできるディスクですが、価格がまだ高いようです。
HDDをFusionDriveってのに変更しようかと思っていましたが、21.5インチは128800円の上位モデルにオンラインのカスタムが23100円追加と結構値段が高いので、最下位のモデルに外付けのSSDを購入してUSB3.0でOS起動をしてみることにしました。
USBメモリが乗っている、iPhoneやスマホと同じくらいのサイズのものがSSDです。
こんな小さくて軽いものにデータが入るなんて、すごい時代になったものです。
SSDは64GBが7000円くらいで購入できますが、OSX Mountain Lionが30GBくらい占有してしまうそうなので、128GBにしておきました。
値段は14800円で、USB3.0のケーブルを付けてもカスタムするより格安で購入できます。
ヤマダ電機で購入しましたが、103800円の15%ポイント還元(実質88230円!)で購入できました!
上のSSDがちょうどポイントでまかなえるくらいですね。
更にヤマダ電機のPC下取り10%アップ券をいただいたので、今のlate2009を下取りに出したら満額査定の40000円(ソフマップなど他社も同額でした)の10%アップの44000円だったので、late2012は差額44000円くらいで買い替えられました!
ただしヤマダ電機の延長保証は付けられないとのことなので、AppleCareを別途購入することになりました。
通常は21800円、年内にヤマダ電機で同時購入すればセールで15290円らしいですが、Amazonの並行輸入品だと8000円台で購入できるようです!ヽ(・∀・)ノ
念のためAppleStore銀座に電話で確認したところ、並行輸入品でも問題なく登録できるそうです。
(海外のお客さんが日本出張などで購入する場合も考えられますので、とのことです)
本日届いた並行輸入品のAppleCare Protectionの登録をして、すぐにAppleから登録完了のメールが来ました!ヽ(・∀・)ノ
ここまでかなり安く揃えることができました!
さて、現状のlate2009ではサイト作りや動画のエンコードで多少マシンパワーに物足りなさを感じていました。
その辺りが改善されたら良いのですが。
今回のlate2012は薄いところばかりがクローズアップされていますが、もちろんそれだけではありません。
late2009と並べてみたら、輝度を同じに設定しても液晶の発色が段違いに綺麗になっていました。
また、late2009は本体だけで約9.3kgありますが、late2012は約5.7kgと3kg以上も軽くなっていて片手で持ち帰れました。
本体のセッティングもiMacらしく電源ケーブルをつなぐだけで、マウスやキーボードはワイヤレスで非常に簡単です。
データの移行もlate2009のデータを移行アシスタントで丸ごとサクッと移せたので楽々でした。
さて、肝心のスペックアップによる恩恵はいかがでしょうか。
色々と実験してみました。
実験1:OS起動
late2009ではOS起動してドックが出るまで1分09秒だったのですが、late2012にしたところ1分28秒…あれ?(´・ω・`)
事前情報で聞いていましたが、OS起動は遅くなったようです。
これはlate2012のCPUは2.7GHZ、HDDの速度は5200rpmと、late2009より多少下がっているためかと思われます。
late2009のCore2DuoはCPUが3.06GHz、HDDが7200rpmでした。
その分発熱も多く、モニタやHDDに負荷がかかっていたと思われます。
なので、省電力で発熱量も少ないi5やi7の方が断然いいですね。
まぁ数日使わない場合以外は電源を落とさないでスリープで使うのを、速度的にも消費電力的にもAppleは推奨してますので、起動速度はそんなに気にしなくて良いのかもしれません。
OS起動以外のアプリの起動などには、それほどHDDの速度は影響しないようです。
しかし、SSDからOS起動したら何と20秒と爆速です!
何これすごい!
しかもSSDで起動するとFinderやその他のシステム回りもキビキビしますね。
実験2:重たいファイルを開く
次は重たいファイルを開く実験です。
このサイトを作成しているRapidWeaverのプロジェクト(約100MB)を開くまでに、late2009だと結構時間がかかっていました。
10回計測してみて、早い方からの5回分の平均値を出してみました。
late2009だと平均26秒でしたが、late2012だと平均20秒になりました!
SSDになったら10秒くらいになるのかな?と思いましたが…一緒ですね(´・ω・`)
OS起動は爆速になりましたが、作業用のファイルを開く速度にはあまり関係ないようです。
実験3:動画のエンコード
最後は動画のエンコードです。
台湾旅行で撮影した動画(960x540、1:27、約418MB)をiMovieでQuickTime形式で書き出してみました。
late2009では4分28秒かかりました。
late2012では3分11秒になりました!
さらにSSD起動して、SSDのアプリからiMovie起動してみたところ2分56秒になりました!
late2012ではこれらの処理をしても本体の温度はあまり上昇しませんし、ファンも全然回らず静かです。
ただし、もちろん気になる点はあります。
CD・DVDドライブを無くしてしまったことは、本体を薄型にするためだったり、ドライブの故障がiMac本体の故障の理由で1番多いからという理由を聞くと分からないでもないですが「音楽やアプリの読み込みにCDを使うような時代じゃない。iTunesやApp Storeからダウンロードすれば良いんじゃね?それ以外でドライブを使いたい人は外付けのドライブを買ったら良いんでね?」というのはいかにもAppleだなぁと。
かつて初代iMacを出した時もフロッピードライブを排除しましたが、それと同じ流れです。
21.5インチモデルは後からメモリを増設できない仕様になり、オンライン時にカスタム注文となりました。
27インチは今までのように簡単にメモリスロットを開けられますが、iPodを出してから、Appleは次々とバッテリーやメモリを外部の人が触れないようにしてきましたが、とうとうiMacにもそれがきたかという感じです。
というかデスクトップPCが、後から機能を増設のため買い足ししたくなってもできないって結構いかがなものかと思います。
メモリなどの増設で本体を延命させることができず、本体ごと買い換えるってことになりますからね。
iOS6問題の時もそうでしたが、Appleはいささか独善的なところがありますから、将来が不安ですよ(´・ω・`)
それでも新型iMacにはトータルでは不満よりもメリットの方が大きいので、今後も使っていきたいと思います。
【関連記事】
新型iMacを購入!( ゚∀゚)ノィィョ(2010.01.10)
新型買い替えフラグ立っちゃったかもm(_ _;)m(2009.12.31)
iTunes11にアップデートした頃から、曲の再生中に数秒止まったり、熱暴走でフリーズするようになりました。
iTunesのせいかは分かりませんが、一応OSをクリーンインストールしてみました。
それでも症状はあまり変わらなかったので、どうやら本体の寿命のようです。
ちょうど3年前の大晦日にもiMacの液晶がビシッと筋が入ってしまい、急いで買い換えました。
今年は年末年始にそのように慌ただしくしたくなかったので、iMacを新調しました。
ちょうど11月末に新型のiMac late2012(以下late2012)が発売されたばかりです。
iMacの液晶がMacBookのようにレティナディスプレイになってから買い換えようと思っていたので、今回の新型iMacは見送るつもりでしたが、仕方ないですね。
21.5インチの1番安い最下位モデルで、108800円のものにしました。
今まで使っていたiMacは2009年末の最下位から2番目のモデルで(最下位は本体HDDが500GB)、HDDが1TBで148800円でした。
メモリが4GBだったものに2GB☓2で増設して8GBにしていたのですが、late2012は最下位モデルでHDDが1TB、メモリが8GB搭載で108800円と5万円近く安くなりました。
いい時代になったものです。
late2012はオンライン注文でカスタマイズができます。
本体のHDDをSSDとのいいとこどりのFusionDriveという新しいストレージに変更できます。
SSDって高速書き込みできるディスクですが、価格がまだ高いようです。
HDDをFusionDriveってのに変更しようかと思っていましたが、21.5インチは128800円の上位モデルにオンラインのカスタムが23100円追加と結構値段が高いので、最下位のモデルに外付けのSSDを購入してUSB3.0でOS起動をしてみることにしました。
USBメモリが乗っている、iPhoneやスマホと同じくらいのサイズのものがSSDです。
こんな小さくて軽いものにデータが入るなんて、すごい時代になったものです。
SSDは64GBが7000円くらいで購入できますが、OSX Mountain Lionが30GBくらい占有してしまうそうなので、128GBにしておきました。
値段は14800円で、USB3.0のケーブルを付けてもカスタムするより格安で購入できます。
ヤマダ電機で購入しましたが、103800円の15%ポイント還元(実質88230円!)で購入できました!
上のSSDがちょうどポイントでまかなえるくらいですね。
更にヤマダ電機のPC下取り10%アップ券をいただいたので、今のlate2009を下取りに出したら満額査定の40000円(ソフマップなど他社も同額でした)の10%アップの44000円だったので、late2012は差額44000円くらいで買い替えられました!
ただしヤマダ電機の延長保証は付けられないとのことなので、AppleCareを別途購入することになりました。
通常は21800円、年内にヤマダ電機で同時購入すればセールで15290円らしいですが、Amazonの並行輸入品だと8000円台で購入できるようです!ヽ(・∀・)ノ
念のためAppleStore銀座に電話で確認したところ、並行輸入品でも問題なく登録できるそうです。
(海外のお客さんが日本出張などで購入する場合も考えられますので、とのことです)
本日届いた並行輸入品のAppleCare Protectionの登録をして、すぐにAppleから登録完了のメールが来ました!ヽ(・∀・)ノ
ここまでかなり安く揃えることができました!
さて、現状のlate2009ではサイト作りや動画のエンコードで多少マシンパワーに物足りなさを感じていました。
その辺りが改善されたら良いのですが。
今回のlate2012は薄いところばかりがクローズアップされていますが、もちろんそれだけではありません。
late2009と並べてみたら、輝度を同じに設定しても液晶の発色が段違いに綺麗になっていました。
また、late2009は本体だけで約9.3kgありますが、late2012は約5.7kgと3kg以上も軽くなっていて片手で持ち帰れました。
本体のセッティングもiMacらしく電源ケーブルをつなぐだけで、マウスやキーボードはワイヤレスで非常に簡単です。
データの移行もlate2009のデータを移行アシスタントで丸ごとサクッと移せたので楽々でした。
さて、肝心のスペックアップによる恩恵はいかがでしょうか。
色々と実験してみました。
実験1:OS起動
late2009ではOS起動してドックが出るまで1分09秒だったのですが、late2012にしたところ1分28秒…あれ?(´・ω・`)
事前情報で聞いていましたが、OS起動は遅くなったようです。
これはlate2012のCPUは2.7GHZ、HDDの速度は5200rpmと、late2009より多少下がっているためかと思われます。
late2009のCore2DuoはCPUが3.06GHz、HDDが7200rpmでした。
その分発熱も多く、モニタやHDDに負荷がかかっていたと思われます。
なので、省電力で発熱量も少ないi5やi7の方が断然いいですね。
まぁ数日使わない場合以外は電源を落とさないでスリープで使うのを、速度的にも消費電力的にもAppleは推奨してますので、起動速度はそんなに気にしなくて良いのかもしれません。
OS起動以外のアプリの起動などには、それほどHDDの速度は影響しないようです。
しかし、SSDからOS起動したら何と20秒と爆速です!
何これすごい!
しかもSSDで起動するとFinderやその他のシステム回りもキビキビしますね。
実験2:重たいファイルを開く
次は重たいファイルを開く実験です。
このサイトを作成しているRapidWeaverのプロジェクト(約100MB)を開くまでに、late2009だと結構時間がかかっていました。
10回計測してみて、早い方からの5回分の平均値を出してみました。
late2009だと平均26秒でしたが、late2012だと平均20秒になりました!
SSDになったら10秒くらいになるのかな?と思いましたが…一緒ですね(´・ω・`)
OS起動は爆速になりましたが、作業用のファイルを開く速度にはあまり関係ないようです。
実験3:動画のエンコード
最後は動画のエンコードです。
台湾旅行で撮影した動画(960x540、1:27、約418MB)をiMovieでQuickTime形式で書き出してみました。
late2009では4分28秒かかりました。
late2012では3分11秒になりました!
さらにSSD起動して、SSDのアプリからiMovie起動してみたところ2分56秒になりました!
late2012ではこれらの処理をしても本体の温度はあまり上昇しませんし、ファンも全然回らず静かです。
ただし、もちろん気になる点はあります。
CD・DVDドライブを無くしてしまったことは、本体を薄型にするためだったり、ドライブの故障がiMac本体の故障の理由で1番多いからという理由を聞くと分からないでもないですが「音楽やアプリの読み込みにCDを使うような時代じゃない。iTunesやApp Storeからダウンロードすれば良いんじゃね?それ以外でドライブを使いたい人は外付けのドライブを買ったら良いんでね?」というのはいかにもAppleだなぁと。
かつて初代iMacを出した時もフロッピードライブを排除しましたが、それと同じ流れです。
21.5インチモデルは後からメモリを増設できない仕様になり、オンライン時にカスタム注文となりました。
27インチは今までのように簡単にメモリスロットを開けられますが、iPodを出してから、Appleは次々とバッテリーやメモリを外部の人が触れないようにしてきましたが、とうとうiMacにもそれがきたかという感じです。
というかデスクトップPCが、後から機能を増設のため買い足ししたくなってもできないって結構いかがなものかと思います。
メモリなどの増設で本体を延命させることができず、本体ごと買い換えるってことになりますからね。
iOS6問題の時もそうでしたが、Appleはいささか独善的なところがありますから、将来が不安ですよ(´・ω・`)
それでも新型iMacにはトータルでは不満よりもメリットの方が大きいので、今後も使っていきたいと思います。
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