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SIMフリー】さよならSoftbank〜そしてMVNOへ〜(前編)

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last update:2016.12.12

日本の携帯料金は世界イチィイイイイイ!!!(高い)

今回はテレビゲームやApple関連の記事とは少し外れる話ですが、まとめてみたいと思います。
2014
6月にNTT docomoSoftbankauの携帯キャリア大手3社がスマートフォンの料金を改定しました。
スマ放題などといったもので、通話料が定額で2700円、それにデータ通信が2GBまで3500円です。
税抜きです。以下も税抜き表記にします。
これだけでトータル6200円!ω):;*.':;ブッ
これにS!ベーシックパック(i)300円やオプションが加わったら、すぐに7000円になりますね。

スマートフォンのユーザーがどれだけ通話してるか知りませんけど、年々通話時間は減っているというデータをどこかで見た覚えがあります。
私自身、ほとんど通話はしませんし、050plusなどの格安通話や、skypeLINEで無料通話ができるこのご時世に、話しもしない通話で毎月2700円も徴収されるのはどうにも納得できません。

しかも上のデータ通信、2GBまでで3500円て。
現在の料金プランではデータ通信は7GBまでです。
「通話し放題、ネットし放題」と新プランには書かれてますが「(ただし通信の容量は減らしてるけどな!料金を払えばいくらでも)ネットし放題」という意味です。
以上の改悪といっていいプランへの移行を奨励している3社キャリアの料金はほぼ横並びで、カルテルといっていいでしょう。

■MVNOSIMロック解除義務化の追い風が

iPhone5
発売以降のスマートフォンにはLTE4Gと呼ばれる高速通信)が当たり前になりました。
LTE
の料金プランが今までのスマホの料金プランよりも割高で、だいたい月6500円前後くらいです。
iPhone4s
までの3G通信の機種でしたらパケット定額が4400円くらいだったので、月額もまだ低めに抑えられましたが、iPhone5にしたことで高い月額料金の支払いをせざるを得ませんでした。

そんな中、MVNO(仮想移動体通信事業者)と呼ばれる企業が出てきました。
これはざっくり言うと、docomoなどの回線を借りて格安で通信するSIMカードの販売をしている業者です。
元々docomoの回線なので、docomoのスマートフォンや、SIMフリーと言われるキャリアの制限を受けない端末なら格安SIMで通信、通話をすることができます。

気になる料金ですが、各社さまざまですが
データ通信がLTE1GB900円!(;д)ポカーン
電話の音声通話付きでもLTE1GB1600円!(;д)ポカーン
なにこれすごい。安すぎますね。

残念ながら私のiPhone5Softbankなので、SIMロックがかかっているのでSoftbank以外の会社では使えません。
このままでは格安SIMの恩恵を受けることはできません。
そんな中、総務省が携帯電話のSIMロック解除を義務化という、朗報が飛び込んできました!
SIMロック解除義務方針を決定 携帯料金引き下げ期待 格安業者へ乗り換え加速
総務省は14日、携帯電話大手に対し、スマートフォン(高機能携帯電話)などの携帯端末を他の通信会社で使えないように端末に制限をかける「SIMロック」の解除を平成27年度にも義務付ける方針を正式に決定した。大手による寡占を解消する狙い。料金引き下げにつながる可能性もある。対象となる端末や解除方法などの詳細は年内にまとめる。

 この日の有識者検討会で、総務省が6月末に示した案が承認された。SIMロック解除の義務化のほか、契約から一定期間内であれば無条件で解約できるクーリングオフ制度の導入も正式に決まった。2年に一度しか違約金なしで解約できない「2年縛り」の見直しは結論を先送りした。

 SIMロックの解除やクーリングオフ制度は、契約をめぐる消費者の不満解消だけでなく、健全な競争環境の確保に向けた取り組みとして注目されている。今後は情報通信審議会でも議論を続ける。

 携帯電話会社は利用者のネットワークへの接続を認証するため、電話番号などの情報を記録したICカード「SIMカード」を発行している。携帯大手は自社のSIMカードにしか反応しないように設定した端末を販売することで、利用者を自社サービス内に囲い込んできた。

 これまでの議論では、「海外旅行の際に現地国のSIMカードに差し替えて自分の端末を使うことができない」「新規利用者を獲得するための多額の現金還元の一因となっている」といった問題が指摘されていた。
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/140714/biz14071419280017-n1.htm
総務省超GJ!!( ゚∀゚)ノィィョ

現在、AppleストアでiPhone5s5cを購入すれば、SIMフリーの端末を購入することができます。
ただ、本体価格は一括で8万円くらいになります。
上の義務化で、もし今使っているiPhone5SIMロックを解除できれば、新しい端末を買うことなく、格安SIMで毎月の料金を安く抑えることができます。
20141123日追記:SIMロック解除義務化は、20155月以降に発売される端末からになった模様です。残念ながら今まで販売している端末については解除できません。
また、忘れちゃいけないのが海外旅行に行ったときに、現地でSIMカードを買って、安く通信・通話をすることができるようになります。

自分の通信量を確認してみました

近々SIMフリーのiPhoneを購入して、格安SIMに乗り換えるのはいいとして、私は月々の通信量ってどのくらい使ってるんでしょうか。
格安SIM1GB単位の料金プランとは別に、100MB単位で追加購入もできますが、使っているデータ量を把握しないと予算の見通しが立ちません。
クソ高いと思っている大手3キャリアと変わらないくらいの料金では、移る意味もあまりありません。

MySoftbank
のサイトで、直近3日間のパケット通信量を確認できますので、2週間ほど調べてみました。
平日は職場と自宅はWi-Fiで、通勤途中だけLTEで通信しています。
ネットやメール、FacebooktwitterなどのSNSが主な使い道で、Youtubeやニコニコ動画などの動画サイトは観ません。
radiko
などのインターネットラジオも滅多に使いません。
休日は外出すればLTEを使いますが、自宅にいればWi-Fiだけです。
2
週間調べてみた結果、平日と休日で通信量はある程度固定されました。

平日が0.030.04GB30MB前後)、休日が外出しなければ0.01GB10MB前後)、外出して0.06GB60MB前後)といった感じでした。
平日を20日間、休日を10日間で計算すると、だいたい1GBくらいになりました。
実際にSoftbankの明細を見ると、6月の通信量は0.9GBだったようです。

格安SIM900円相当のデータ通信量なのに、毎月6000円近く払ってたのか…(;д)ポカーン

まさにキャリアの養分。
さらにうちのヨメさまはほとんど外出せず、自宅でWi-Fiを使用しているので、全然パケットを使っていなくて本当にもったいなかったです。

携帯料金を試算してみました

さて、前置きが長くなりましたがここからが本題です。
1
カ月あたりの通信量を1GBとした場合で、携帯料金について試算してみました。
まずは20147月から201411月までです。

MNP01
私の場合、201410月までiPhone564GB)の端末台を24回払いで分割して、Softbankの料金と一緒に支払っています(図のA)。
また、Softbankで端末を購入すると月々割という形で、毎月1982円相殺されています。
契約を解消した場合は当然月々割はなくなるので、3000×残りの月数を支払います。
端末の分割払いは10月で終わります。

次にホワイトプランですが、こちらは2年縛りといわれるもので、24カ月契約することで月額基本料が安くなり、Softbank同士の通話料がほぼ1日中無料、SMSが無料というメリットがある反面、24カ月の契約期間内は解約すると解約金として9500円(税込み10260円)が発生します(図のB)。
24
カ月経つと1カ月間だけ無料で解約できますが、翌月からまた24カ月の契約が自動更新されます。
もちろん解約したら10260円が発生します。
1
カ月意識していないと、これは忘れてしまいがちですね。
私の場合は11月に無料の更新月が控えています。
ここまでは解約するタイミングで金額が変動する項目です。

次にMNP転出時にキャリアに支払う転出代が2000円(税込み2160円)発生します(図のC)。
そして新しいキャリアにMNP転入する際に、支払う転入代が3000円(3240円)発生します(図のD)。
この2種類の代金は固定で、合計5000円(税込み5400円)はいつMNPしても発生します。

実際にSoftbankMNPするために電話したのですが、窓口の人に7月にMNPしますと、合計で27660円の金額が発生します」と言われました。
(上の表の右側を参照ください)
10月で端末のお支払いが終了して、11月にホワイトプランの無料更新月になりますので、11月まで待ってからMNPした方がお得ですよ」とも言われて、一度思いとどまりました。

確かに、11月まで待った方が、MNPの際にかかる手数料は安くなるんですよね。
再び試算してみました。

MNP02
今度は月ごとにMNPの手続きをした際の、手数料を試算しました(図のE)。
7
月は先ほどのように27660円です。
そこから毎月端末の残債が減っていき、11月にはMNPには固定で必要な5400円だけになります。
12
月にはホワイトプランの解約金が復活してしまうので、11月がベストなタイミングかもしれません。
実際に7月と11月との差額は22260も発生しますω`)

だがちょっと待ってほしい。
ここでさらに試算してみましょう。
上で計算した月ごとのMNPに必要な手数料に、SoftbankiPhone5運用コストを足してみましょう。

MNP03
現在、毎月約8000円が発生しています(図のF)。
これには前述の端末残債(図のA)が含まれています。
月々割で相殺されて、実質毎月1018円の負担となっているので、残債がなくなる11月以降の運用コストは約7000円に下がります。

上の表では確かに毎月ごとにMNPの手数料は減っていきますが、そこにSoftbankの毎月の支払い額を累積してみましょう(図のG)。

7月)27660円(E)+8000円(F)=35660
8月)24660円(E)+16000円(F)=40660
9月)21660円(E)+24000円(F)=45660
10月)18660円(E)+32000円(F)=50660
11月)5400円(E)+39000円(F)=44400
12月)15660円(E)+46000円(F)=61660

どうでしょうか。
確かに11月は9月、10月、12月よりは安いですが、7月より高くなってしまいます。

10月で端末のお支払いが終了して、11月にホワイトプランの無料更新月になりますので、11月まで待ってからMNPした方がお得ですよ」
11月まで待ってからMNPした方がお得ですよ」
「お得ですよ」

ふざけんなコノヤロー!!(Д)ゴルァ!
ロクにデータ通信使ってないのに、これだけ搾取されて、更に余計に搾取されるところでした。
これで完全に7月にMNPSoftbankを転出することに決めました。

格安SIM料金も試算してみました

ここまでSoftbank(やdocomoauなど大手キャリア)の料金を試算してきましたが、今度はMNPで転入する格安SIMについても試算してみましょう。

MNP04
上で説明したように、月ごとのデータ通信量は1GB程度だったので、音声通話付きSIM1GBとして毎月約1800円で試算します。
Softbank
の端末残債の支払いが終わるまでの月額との差額は約6200円、支払いが終わってからの差額は約5200円です。
7
月にMNPで転出して格安SIMにした場合と、そのままSoftbankで運用した場合の差額合計は、11月の時点で実に30000です!
あれ?さっき7月にMNP転出すると手数料に27660発生すると試算しました。
11
月で元が取れてしまいます!
7
月にSoftbankと格安SIMの料金が2重に発生するとして、7月が35660円になっても12月までの差額でほぼトントンですね。

ただし忘れてはいけないのは、ここまでの費用の試算には新しいSIMフリー端末の料金が含まれていません。
もっとも、Softbankとの差額が11月以降は約5200円なので、30000円の端末なら半年、20000円の端末なら4カ月で元が取れる計算になります。

長くなりましたので、後編(SIMフリー端末選びとMVNOを使ってみた感想)に続きます。

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