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5日目】20041016日(土)〜1017日(日) 快晴

last update:2016.11.30

0830 起床
0930
 朝食をイスタナのビュッフェでいただく
1100
 向かいのムティアラ・ホテルで薬を購入。部屋に戻り予定を立てる
1300
 ツインタワーへ向かう
1500
 ツインタワーに到着。観光整理券の配付は終了。KLタワーに向かう
1530
 KLタワー到着。展望台に登り、市内を見渡す
1615
 KLタワーよりタクシーでLOT10へ向かう
1630
 LOT10に到着。旅行用カバンを買い足す
1700
 部屋に戻り、急ぎ荷造りをする
1800
 部屋をチェックアウト。荷物を20:00まで預かってもらう
1810
 屋台街を見に行く
1830
 LOT10のフードコートで食事
2000
 ホテルのロビーで両替後、ガイドさんと合流。KL国際空港へ出発
2105
 KL国際空港に到着
2115
 出国手続き終了。お土産をそれぞれ購入
2240
 残ったRMを日本円に両替
2250
 搭乗口へ
2330
 KL国際空港発成田空港行MH088便出発
0740
 成田空港着。無事に帰国

今日は最終日です。
今日の夜にマレーシアを出発し、飛行機内で宿泊して翌日の朝に成田空港に到着するナイトリターンになります。
今日1日は観光に使えますね。

朝食はイスタナでもビュッフェです。
南国のフルーツも食べ納めなのでたくさんいただきました。
今朝もやっぱりチキンカレーをいただきました。
ヨメさまがちょっと体調を崩したので、薬を買いに外出しました。
イスタナのホテル内にはドラッグストアがありませんでしたが、KLにもムティアラ・ホテルがイスタナのすぐ近くにあったので行ってみました。
ペナンのムティアラにはロビーの階にドラッグストアがあったので、きっとあるでしょう。

ドラッグストアは予想通りありました。
My wife has a cold,she wants to take a medicine.
こんな胡散臭いカタコト英語でもばっちり通じて、バファリンみたいな錠剤をバラ売りで売ってくれました。
箱で買わなくて済むのは旅行者には嬉しいです。
「服用は13回、毎食後30分以内、間隔は6時間以上」といった内容をたぶん英語で説明してもらいました。

しかし、この錠剤大きさがバファリンの倍くらいありますね。
さすが海外。何でもビッグサイズです。
ちなみにここで悪友のお土産にコンドームを買いました。
3
枚入りRM8.4(約250円)です。
これもビッグサイズなんですかね?(ノ∀`)タハー

20041016-01
このあとはマレーシアのシンボルといっていい、有名なペトロナス・ツインタワー(以降の表記はツインタワー)に行ってみることにしました。
現地の公共の乗り物も乗っておきたかったので、タクシーではなくMRT(モノレールと地下鉄)で移動しました。

20041016-02 20041016-03
モノレールの駅に到着して、窓口で切符を購入します。
初乗りは大人1RM1.2(約35円)!
駅員さんにインチキ臭い英語で行きたい駅を告げて、プリペイドカードに磁気情報を入力した切符をもらいます。
これを自動改札に入れて、降りる駅の改札で回収されるシステムになっています。
切符を紙で作っていないので、環境にも良いかと思います。
2012.08追記:
現在のMRTの切符はプラスチック製のコインのようなトークンに変更になっています。
自動改札にそのトークンをかざして乗り、降りるときにトークンは改札に投入することで回収されます。
2012
4月に行った台湾と全く同じシステムです。

しばらく待つとモノレールが到着。
1
区間だけの移動ですが快適でした。
内装の雰囲気はゆりかもめみたいな感じです。
車掌はいない自動運転で、だいたい5分毎に運転されているようです。

20041016-04
モノレールの駅を降りて少し歩いたら今度は地下鉄です。
同じように券売機で磁気カードの切符を買いました。
ここでは日本と同じようなタッチパネルの券売機でした。

券売機の横の液晶画面に路線図と料金が表示されています。
日本の料金表は券売機の上にありますが、マレーシアではそれぞれの券売機とセットで横に設置してあるので、場所は取りますが視点が上下に行き来しなくてよく、見やすくていいなぁと思いました。

地下鉄でツインタワーまでは2区間、大人1RM1.3(約40円!)です。
つり革は日本の輪っかがない、革部分だけで輪っかになっているタイプでした。
地下鉄は日本の朝のラッシュ並みに混雑していました。
盗難などに遭わないか心配になってしまいました。

20041016-05
そしてツインタワーの最寄り駅に到着しました。
地下鉄駅構内から直接ツインタワーに入ることができました。
日中はかなり暑いので、冷房の効いている地下を移動できるのはありがたかったです。

ツインタワーのショッピングセンターを通り抜けて展望台への入り口に着きました。
ツインタワーの2本の塔をつなぐ1本の回廊があるが、ここが開放されています。
入場は無料で、毎日整理券が配付されています。
せっかく行ったのですが、この日の整理券の配付は終了していました…(´ω`)ショボーン
2012.08追記:
2010
8月に私が登ったときは無料だったのですが、その後有料化されたようで20128月には大人1RM80になっていました。

20041016-06
残念ですが、ツインタワーの観光は諦めました。
地下のショッピング街でお土産を買ったり、ジェラートを食べたりしてから、タクシー乗り場を探してもう1つのKLの象徴・KLタワーへと向かいました。
ペナンと違い、KL市内のタクシーはちゃんとメーター制です。
初乗り2kmRM2.0(約60円!)と日本よりもタクシーは格安で、庶民の足として活躍しています。

20041016-07
タクシーで丘を登りKLタワーに到着しました。
タクシー代はRM7(約210円)です。
ここは入場料としてRM15(約450円)を入り口で支払い、エレベーターで地上421mの展望台まで移動します。
展望台まではおよそ30秒と、すごい早さでした。
2012.08追記:
地球の歩き方リゾートの2012年版によると、入場料は現在RM45だそうです。

展望台の入り口では係員がヘッドホンで説明が聞ける機械を貸してくれました。
日本語版もちゃんとあります。
これで外を見下ろしながら、所定のポイントで説明の番号のボタンを押して、そこから見える景色で有名な建物や、マレーシアの歴史についての説明などを聞くことができました。

よく日本の美術館などで順路に従わない人がいて混雑したり、見る早さが違ったりで進まなかったりといった光景を目にしますが、このシステムなら3分くらいの説明が聞き終わってから次のところへ移動、という感じなので順番通りに、均一の時間で観光客が流れるのでとても良いシステムだと思います。

整理券の配付が終了していて、入れなかったツインタワーもここから見ることができました。
こちらは高台に建設されているので、地上からの高さではツインタワーの方が高いですが、同じくらいの高さに感じました。

空模様がちょっと曇ってきて、またスコールが来るかも?と思ったので、あまりのんびりせずにKLタワーを後にしました。

18時までにホテルをチェックアウトしなくてはいけませんが、お土産などを結構買ったのでスーツケースに入り切らなくなってきました。
旅行用のカバンを追加で買いたかったので、KLタワーからすぐにタクシーで昨日も行ったLOT10に直行することにしました。

あっという間にLOT10に到着しました。
タクシー代はRM9(約270円)です。
地下の伊勢丹で追加のカバンを購入しました。
カバン代はRM139(約4,200円)です。
伊勢丹だけに高かったですが、KLの他のお店を知らないので仕方ないですね。

20041016-08
カバンを持ってイスタナへ帰る途中に、セブン-イレブンに立ち寄りました。
調味料のところにグリーンカレートムヤムクンのペースト、ナシゴレンの調味料などが小さな袋で売っていました。
自分用とお土産用にかなりの量を買い込みました。
あとは袋入りインスタントラーメン
マレー語にまじってなぜか日本語で「ズルズルーッと美味しく食べる」と書かれていました。
これもトムヤム風味などをいくつかお土産で購入。
レジの人もかなりの量を持ってこられて驚いた様子だった。
全部でRM28.1(約840円)。
確かにこれだけ買い込めば現地で生活している人か、長期滞在者だと普通思うでしょう。
今晩帰る前にこんなもの買ってるのは私くらいかな。
というか、昨日からこんなネタのお土産ばっかり買ってていいのかしら?(ノ∀`)タハー

ホテルに戻り、急いで荷造りする。
なんとか時間には間に合いました。
18
時にチェックアウトして、ガイドと20時に落ち合うので、それまでフロントに荷物を預けました。

さて、自由な時間はあと約2時間です。
メシ食いに行くぞ!( ゚∀゚)ホントそればっか

ここで誤解のないよう申し上げておきますが、マレーシアは美食の国ですが、それ以外にも足裏マッサージや全身ハーブマッサージなどのエステも至るところに見られて、安価です。
マリンスポーツやジャングル探索などの自然のレジャーも豊富です。
ショッピングもできますし、私のような偏った観光をしなくても非常に見どころ満載で楽しめる国だと思います。
まぁ、私はともかくヨメさまもエステにはビタイチ興味を示しませんでしたけどね(ノ∀`)タハー

20041016-09
まずはすぐ近くの屋台街を見に行きました。
有名なジャラン・アローです。
ちょうどお店が出始めたようでかなりの混雑でした。
ペナンでも見掛けた、豆乳を大きなタンクに入れてビニール袋に入れて売っている店や、その場で串に刺したサテを焼いている店もあります。
食べようと思いましたが、10本単位でないと売ってもらえませんでした。

他には生春巻きのように野菜とお肉を辛味噌のようなタレと一緒に、クルクル巻いて売っている店がありました。
それ以外には芝麻球(チーマーカオ:中華の揚げ胡麻ダンゴ)や原色を多用した甘そうなお菓子などが並べられています。
普通のビニール袋に入れるだけ入れる、詰め放題で料金は何とRM1.0(約30円!)
ここは駄菓子屋ですか?(ノ∀`)タハー

その他には麺類の屋台やフルーツの屋台などさまざまなお店が軒を連ねていた。
ここで食べ歩きをしたかったのだが、混雑と衛生面でヨメさまが猛反対したため、残念ながら昨日と同じLOT10のフードコートに行きましたω`)ショボーン

20041016-10
フードコート内のお店をひと通り見たものの、他はそれ程そそられなく結局昨日と同じお店に行った。
私はペナンで大当たりだったラクサ(画像左)。
ヨメさまはまた別の辛くない麺類を注文。
しかし、ラクサをおいしくいただいたものの、何かもう一つ物足りない。
マレーシアで最後の食事なのにもう少しなにか食べたい

20041016-11
そう思ったので別のお店をハシゴすることに。
チキンライスのお店で中華風あんかけご飯を注文して食べた。
3品でRM16.28(約480円)。うーんリーズナブル。

この上で昨日見掛けたマクドナルドのメニューを試食しようと思ったら
さすがにヨメさまに成田離婚の気配怒られたので諦めてホテルに戻りました(´Д`;)

空港の両替所ではRMを日本円に両替するのは紙幣のみなので、ホテルのフロントで硬貨100セン分をRM1紙幣に両替してもらいました。
そして預かってもらっていた荷物を受け取り、現地のガイドと合流した。
車に乗り込み空港へと向かいます。
そういえば今日はマレーシアに来て初めて夜のスコールがありませんでした。
こちらで初めて見た月は、細い下弦の月でした。

1
時間程でKL国際空港に到着しました。
ガイドが発券の手続きをしてくれていますが、どうやら日本への帰国便は満席のようで隣り同士の座席を確保するのが難しいようです。
やむを得ずヨメさまとは別々の席ということで航空券を受け取りました。

そしてガイドと別れて、航空券を機械に通して空港施設内に入りました。
出国までの約2時間を空港内で過ごします。

20041016-12
マレーシアの切手はすごく奇麗と、ガイドブックに書かれていました。
お土産に切手シートを買おうと思いましたが、先程のホテルでは切手はバラでしか売ってくれなかった。
郵便局に行けば買えたのだろうが、時間がなく行けませんでした。
空港で買えないか、と探すと「そこの書店にある」と土産物屋に教えてもらいました。
ここでポストカード30枚を購入。
RM30(約900円)です。

近くの書店に行き、聞いてみたところ使用済みの切手を台紙に大量に貼り付けたものが見つかりました。
RM18.5
(約550円)です。
これを会社の社長へのお土産に買いました。
うちの社長は多趣味なので何を贈ったら良いか本当に悩みました。
これで大丈夫かな?

20041016-13
会社の他の方々へのお土産には免税品のタバコを買うので、免税品店に行きました。
マレーシアのタバコの他にも世界中のタバコが10箱セットで売られていました。
しかし、どのタバコもタール20mg、ニコチン1.5mgと同じ表記です。
メントールやライトとなっているタバコでも一緒なので強さが全然分かりません。
仕方ないのでマレーシア産のタバコを買いました。
200
本入りの箱でRM27(約810円)。
1箱あたり約80円ですか?さすが免税だけのことはありますね。

成田空港の税関で追加料金を払っても、1人あたりの免税範囲を超えて大量に買って帰る人の気持ちが分かりました。
ちなみに、1人あたりの免税量は紙巻きタバコは200本、お酒は760ml程度で3本といったところだそうです。

空港内で一通りの買い物を済ませて、残り時間もあと30分くらいになったときに、私の目にあるお店の名前が飛び込んで来ました。
BURGER KING」!
かつて新横浜駅のバーガーキングでコンボ・ワッパーを食べて、後日食べに行こうとしたらお店がなくなっていました。
それからしばらくして、日本市場からバーガーキングが撤退したと知りました。
2012.08追記:
現在は日本市場に再上陸しています(ただしバーガーキング・ジャパンは韓国ロッテリア資本)。

吉野家の牛丼もそうですが、人間の心理とは勝手なものでなくなると食べたくなります。
ちなみに「バーガーキング社の日本撤退の背景」(立教大学大学院 王利彰教授)というコラムがあります。
詳しくはコチラをどうぞ。

ここで食べねばいつ食べる!と大喜びでバーガーキングに並びました。
1
つの列が5人くらい並んでいたのでそれほど待たずに注文して食べられると思ったのだがそれが大間違い
何せ外国人が並んでいるので英語でのやりとりは問題ないが、お金のやりとりが時間がかかります。
日本のマクドナルドのようにサクサクお客が回りません。

5
分で1人のお客といった感じで、列が全然進みません。
5
分、10と時間が経ち、登場までの残り時間が減っていきます。
それに反比例してヨメさまの機嫌は著しく悪くなっていきます((;゜Д)ガクガクブルブル

ワッパーのセット(RM9.9。ここでは単品販売はありませんでした)を注文した時点で2230分。
ヨメさまはえらい不機嫌です。
大急ぎで食べるアレ?こんな味だったかな?ω`)ショボーン
思い出は美化されるものだと認識しました。

余ったRM紙幣を日本円に戻すために、空港の両替所に急ぎました。
残り時間がないのに私がバーガーキングに行ったので、ヨメさまのイライラはピークに達しています。
残りのRM60を日本円に両替すると1,000円札とRM24.8がお釣りとして戻ってきました。
つまり、RM35.2=1000ということになります。
RM70.4
あればきれいに精算できたのですが
残念ですが、きっとまたマレーシアには来ると思いますので、持ち帰ることにしました。

大急ぎで搭乗口に行き、手続きを済ませました。
またも金属検査です。
もう最初から靴を脱いでベルトも外して「これで満足ですか?」と言わんばかりで通過しました。

飛行機に乗り込んで思い出しましたが、ヨメさまとは別々の席でした。
それはまだヨシとしましょう。
しかし
2人して5人がけの座席のど真ん中で、9列も離れてるって一体どういうこっちゃねん?(`Д´#)

しかも私の左側はビジネスマンでえらいガタイのいい2人で、右側は母娘2人のようです。
トイレに席を立つのも難儀なところへと座る羽目になりました。
帰りの便ではビールとかを一杯飲もうと思っていましたが、その目論みは搭乗早々に砕かれてしまいましたω`)ショボーン
ヨメさまの席は両側ともおじさん連中です

とても不自由な状態のまま飛行機が出発しました。
軽食が出ましたが、飲み物はなかなか頼みづらいです。
しかも1時間くらいすると機内が消灯されて完全に睡眠モードに突入しました。

幸いにもしばらくして隣りの女性客が席を立ったので、トイレに行かれましたが、後ろのヨメさまは両隣りともに眠っているようです。
トイレを我慢しているようで心配になりました。

飛行機内は行きと同じゲームがプレイできたのだが、リモコンが壊れているのか操作が効きません。
まさに踏んだり蹴ったり。
頭に来たのでゲームの載っているパンフをネタとしてガメてありがたく頂戴してきた。

機内で少し眠りました。
起きると朝6時、現在沖縄上空のようです。
今さらながら地上10,000メートル上空、時速950kmというのは信じがたいスケールです。
ここで気流が悪く、機体が上下に若干浮沈した。

その後、静岡県を通過したころにも乱気流で一気に3メートルくらいストーンと機体が落ちた。
絶叫マシンに弱い私としてはきつかったです…(´_`)

そしてようやく成田空港に到着しました。
ヨメさまはトイレを我慢して、機内では一睡もできなかったようです。
あれではエコノミー症候群になっても本当におかしくありません。
あの5席という構造はあんまりだと思う。
2012.08追記
この頃の「2席・5席・2席」という大型の機体のマレーシア就航はなくなったのか、20128月のマレーシア旅行時には「2席・3席・2席」という中型の機体でした。

行きとは逆に飛行機から出た瞬間「さぶっ!Σ(゜Дι)」
気温は11で、マレーシアの3分の1です
乗客が飛行機を出て入国ゲートに向かう中、まずヨメさまと2人でトイレに駆け込みました。
最後に本当に大変な目に遭いましたが、とりあえず無事に帰れて本当にホッとしました。
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